ぼくが目撃したキセル乗車のやり方
これは少し前にぼくが早朝の池袋駅で目撃したキセル乗車(不正乗車)である。その手口は2つある。それをここにまとめておくことにする。
目撃!キセル乗車のやり方①
ぼくが一番驚いたキセル乗車のやり方その①。そのキセル乗車を目撃したのは、早朝の池袋駅だった。その日、ぼくは飲み会の帰りで早朝から電車に乗ろうとしたときだった。ぼくの後ろからものすごい勢いで走ってくるニッカポッカ姿の男がいた。その男は、あっという間にぼくを追い抜き、改札を陸上のハードルみたいに飛び越えて行ったのだ。
その走りは、まさに突風の如し。早朝の改札には駅員はいなかったけど、たとえ居たとしても、あれほどの速さでは追いつくことはできないだろう。これは田舎ではあり得ない光景だったのでよく覚えている。
目撃!キセル乗車のやり方②
もう一つのキセル乗車のやり方は、とても強引な手口だった。その20代と思しき女は、新宿駅の改札でぼくの目の前に立っていた。 そしてそのままスイカをタッチせずに、ピンポーン!と鳴ろうが、ゲートが閉まろうが、お構いなしに颯爽と改札を抜けて行った。アンビリバボー。この大胆な方法は、これ以外にも何度か目撃したことがある。大胆不敵というか、何というかだ。
キセル乗車の罪
判例タイムズ2013年3月号に,キセル乗車を繰り返していた被告人に刑法246条の2(電子計算機使用詐欺)を適用して,懲役1年執行猶予3年の有罪判決が出された事件の第1審判決が出ていました。自動改札機を利用したキセル乗車に刑法246条の2を適用した例は,全国で初めてだそうです。
引用:[刑事事件]キセル乗車と電子計算機使用詐欺罪 – 高輪共同法律事務所ブログ
キセル乗車は犯罪なので、止めるべき行為である。そして運賃の20倍もの金額を請求されることもある。捕まってからでは遅いのだ。
まとめ
都内で電車に乗っていると様々なことに出くわす。電車に乗っているだけで、ブログネタに困らないのではないかと思うこともある。それだけ人間ドラマが錯綜しているのだ。都会の混沌、底辺の底辺を見たければ、電車に乗ればいい。沿線によって、乗客のマナーや乗客そのものにも特徴があったりする。その辺も時間があれば調べてみるのも面白いかもしれない。
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コメント一覧
以前、新宿駅で改札を通り抜けていた人を見ましたが以下のようなやり方でした。
両手を両側の機械の上に置いて体を支え、両足をぐっと持ち上げて通り抜けを遮断する羽根みたいなやつを飛び越えていた人がいました。わかりますかね?どういう動作か。つまり単純に飛び越えるのは難しすぎるので改札の機械の両側に手をおいて腕を支えてそのまま飛び越すという方法です。
明らかにホームレスと思われる60代ぐらいの男性でした。あまりに自然でスムーズな動きで年齢からは想像できない身軽さでした。
小さなほぼ無人の改札でした。おそらくそういったところを利用して都心を縦横無尽に移動しているのだと思われます。ある意味プロですね。
手慣れてますね。彼らクラスになると、キセルの一つや二つ、どうってことないのでしょう。電車に乗って移動する猫などもいるようですし。猫は無賃乗車に当たるのか?子供料金ですかな?
JRに問い合わせたところ「成猫は大人料金、子猫は子供料金だ、当たり前じゃないか」と小馬鹿にしたような回答でした。どこで大人と子供を分けるのか?年齢か?と食い下がったところクレーマー扱いされました。今度キセル乗車してやる!
尚、返信は不要です。笑