「遅れず、休まず、働かず」サラリーマンたちよ!それでいいの?

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サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ。昭和の植木等じゃないけど、日本の正社員やサラリーマンなんて所詮「遅れず、休まず、働かず」なんですよ。これでは日本のGDPの上昇も鈍化するわけだ。

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日本からイノベーションは生まれない

昭和からずーと同じ古い体質から脱却できないのは、会社組織にいる上層部がおっさんばっかりだから。そのおっさんたちの考えは、仕事とは「遅れず、休まず、働かず」。会社に天才はいらないと言っていた上司もいた。組織に抜きん出てた人がいると困るんだとか。みんな中庸で凡庸な人で組織された会社が理想なんだとか。ぼくから言わせると全員バカにしか見えない。そんなことやってるから日本からイノベーションは生まれないんだよって。

 

昔から日本人は手先が器用で「ものづくり日本」と呼ばれてきた。けれど、平成から先、日本初の製品で世界に大きなイノベーションを起こしたことはない。他国で発明された製品や技術をアレンジして別のものに作り上げることはあっても、自ら進んで世界で通用する製品や技術を作ろうとはしない。これは「働かず」の精神が息づいている証拠である。日本は失敗してもいいから突拍子もない、新しいことにチャレンジしようとする人を潰す社会だからだ。とにかく変化を嫌うのだ。ジジイババアの多い国は得てしてこうなる。高齢者は頑固で融通が利かない。まさに老害である。(利点として高齢者の知恵や教訓などは為になることもある)

サラリーマンの基本は「遅れず、休まず、働かず」

「遅れず、休まず」なんてのは論外。仕事での優先順位は成果を上げること。だけど日本(ぼくは海外の企業で働いたことはないが)では、時間にはいつも正確だけど成果が出せない人と、時間にはルーズだけどきっちり成果を上げる人では、会社は前者を評価する。これはおかしい。資本主義の世界では成果第一だからだ。達成するまでにめちゃくちゃ努力しようが、短期間で達成しようが、結果が同じなら同じ評価を受けるのは当然である。

 

例えば部下に「徹夜して仕上げて来ました」と言われて手渡される企画書と、定時で仕上げた社員の企画書が同等の出来であれば、あなたならどちらを評価するか?同じ成果ならば、短時間で処理された方が優秀なのは言うまでもない。なのに、日本では未だに前者の努力系を支持する上司が多い。ぼくはこれらの考え方をする上司にぜひ学んで欲しいことがある。それはプログラミングだ。ぼくはガシガシコードを書けるレベルではないが(言語によって基本的なことがわかる程度)、プログラミングを学ぶことによって、努力よりも大事なことがあることを知ることができる。

 

コンピューターには当たり前だが、感情はない。どれだけ時間をかけて書いたプログラムだろうと、短時間でパパっと書いたプログラムだろうと、同じ処理をする。上司は早く正確にコードが書ける人を評価する。遅れようが休もうが、すべては結果なのである。

まとめ

ぼくが前の会社を退職した理由も仕事現場が「遅れず、休まず、働かず」だったからだ。決められた時間に決められたことをしていれば給料が貰える環境。大事なのは「どれだけ手を抜いて楽をするか」「嫌な仕事を他人に押し付ける」「仕事をしているふりをする」「失敗しても責任は取らず、他人に擦り付ける」。ぼくが今まで勤めてきた会社はこんなのばっかりだった。周りで働く人たちも、やりたくないけど仕方なく働いていると言う。お金の為に時間を無駄にして人生を終了する。ぼくはそんなのおかしいってことに早めに気づいて行動を起こした人を尊敬する。失敗してもいいから自分に正直に生きた方が後悔もないからね。以上、また会おう!