こんなに頑張って成果を上げて会社のために貢献しているのに給料が上がらないのはなぜ?

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出典:統計表一覧 政府統計

あなたは毎日仕事に行っていますか?今日も遅くまで仕事でしょうか?毎日毎日ご苦労様です。ぼくは無職なので今日も家でブログを書いている。お金はないけど時間はあるので本を手当たり次第に読んでいる。そうすると仕事に毎日行っていた日々が無駄だったなーと感じるわけ。基本的に仕事ってキャリアを積めないものばかりで、時間の切り売りなんだよ。ぼくは今まで時給や給料の高めの仕事ばかりをチョイスしていたけど、そもそもこれが間違いだったんだ。

 

※上グラフは平成27年(2015年)の政府統計による離職理由別離職者数の男女合計だ。

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給料についての疑問

ぼくは正社員のときに常々感じていたことがある。それは「なんでこんなに頑張って成果を上げて会社のために貢献しているのに給料が上がらないの?」ってことや、「勤続年数が長いってだけで毎日サボっていて仕事もできないし、役に立たないあのオジサンの方が、なぜ給料が高いの?」や、「なぜお金が溜まらないの?給料日前になると、お金が無くなっているのはなぜ?」という疑問だ。

給料の仕組みを知らない人たち

上の疑問を上司や友達に聞いても明確な回答は得られなかった。それは彼らも詳しくは給料の仕組みを知らないからなのだ。

 

仕事のやり方や会社での人間関係に翻弄されて、挙句の果てには精神論で「頑張っていれば、いずれ報われる」とか、「毎月少しずつ貯金していれば、いつかは独立できる」とか、耳に良いことばかりを抜かす、騙されてはいけない!これらはすべて無知からくる戯言なのだから。

給料日前になると、お金が無くなっているのはなぜ?

ズバリ!給料の構造とは!「あなたが明日も出社して同じ業務をこなせるための経費」なのである。ということはつまり、「会社で朝から晩までこき使われたあなたが帰宅して休養し、明日も元気に会社へ来るまでに必要とされるお金」を会社が給料という名目で支払っているということなのだ。だから、次の給料日までにお金を使い果たしていても何ら不思議なことではないのだ。むしろ給料を次の給料日までに使い果たすことは、ごく自然な現象なのである。

役に立たないおじさんの方が給料が高いのはなぜ?

給料の構造を上で説明したように、毎日仕事をこなせるだけの経費しか会社からは支給されていない。そのように考えれば、年長者の方が給料が高い仕組みもわかる。若い人よりもおっさん連中の方が、生活する上でかかる必要コストが高いのだ。

 

でもおっさんの中には生活コストが低い人もいる。離婚して子どもはすでに独立してといった場合だ。でも高給なのは給料の構造が「平均値」を取っているからなのだ。普通一般で考えよう!ってこと。平均して50代のおっさんたちは、子どもが高校や大学やらで教育費に金がかかる。併せてマンションの住宅ローンや車のローン、親の介護費用も合わせれば、20代の若者よりも生活コストが高いのは当然。このような理由で仕事ができようが、サボっていようが、おっさんの給料は若い人よりも高くなるのである。

こんなに頑張って成果を挙げて会社のために貢献しているのに給料が上がらないのはなぜ?

給料には成果報酬型と必要経費型の2種類がある。今は成果報酬型を従来の必要経費型に併せた給料体系を採用している会社が多い。しかし、日本の給料の仕組みは成果報酬型と言っても、微々たるものだ。完全に成果に対しての給料が支給される会社は外資系しかない。先月は給料ゼロだったけど、今月は100万円貰えた、なんて正社員はいない。つまり日本の企業のほとんどが必要経費型を採用しているのだ。だから、あなたがどれだけ会社で成果を挙げようとも、会社に貢献しようとも給料は、大して変わらないのだ。サボったもん勝ちとさえ言える。

 

若い人たちは賢い。このことを理解しているから、管理職に成りたがらなかったり、出世したがらないのだ。

まとめ

ぼくは以上の給料の仕組みや構造を理解していなかった。36歳にもなって、お恥ずかしい限りである。だが、恥ずかしがってばかりもいられない。給料の構造がわかれば、この資本主義経済の荒波の中で、これから自分がどう立ち回っていけばいいのかが、見えてくるだろう。一刻の憂慮も無い。ふざけている時間などないのだ。おっと、こうしちゃいられない!ぼくはこれから忙しくなる。洋ピン「極太キューの突き狂い」を鑑賞しなくてはいけないからだ。「突いて突いてキューで、アーン、キルミー!」「アイム カミング!」と、それはまた別のお話し。以上、また会おう!