半グレは暴力団と同じなのに警察はなぜ取り締まれないのか?

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ヤクザは暴対法のお陰で勢力が弱まり、一般人に暴力や脅し恐喝をすることは減った。街中を歩いていても普通にしていれば絡んでこられることもない。しかし、半グレと呼ばれる集団がいる。彼らは半グレなどではない。完全に犯罪者集団である。

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半グレは暴力団と同じ

強請り、タカリ、暴力、恐喝、殺し、何でもする。警察は指定暴力団であれば、集団で集まっただけで即逮捕も可能だが、半グレは一般人との境がないため即逮捕はできない。ぼくはキャバクラや風俗店で働いていたのと、そっち系の人たちに暴行されたり、脅された経験があるので、普通よりは彼らを知っているつもりだ。

 

彼らは一見しただけですぐにそれと分かる風貌をしている。目つきが一般ピープルとは全然違うからだ。それは強面でないと仕事ができないからである。相手になめられていてはお金は稼げない。つまり、他人をビビらせたり暴力行為を働いてお金を稼いでいる集団が半グレなのである。いったい暴力団と何が違うのか?

 

警察は民事不介入で暴行がなければ逮捕することができない。明らかに脅されていても警察はノータッチを決め込む。民事不介入もほどほどにして欲しい。一般人にできる防衛手段は、彼らとできるだけ関わらないように生活するしか方法はない。

半グレを準暴力団に指定したが、対策なし

半グレは2011年に書籍「ヤクザ崩壊」でジャーナリスト・溝口敦の命名とされている。そこから2013年に警視庁は半グレ集団を「準暴力団」と命名し、取り締まりを強化するとは言ったものの言うだけで、特に法律や条例を定めたわけではない。一番は現行の暴力団対策法と暴力団排除条例を半グレ集団にもそのまま適用するばいいのだが、なぜそうしないのか?できない理由は何なのか?

 

まとめ

警察はいつも大きな事件がないと何も対策を講じない。それはなぜかといつも疑問に思う。そろそろ人が殺されてから動くという体質を改善できないものだろうかと。ぼくはその原因の本質は「人間の本質」に繋がっているのではないかと考えている。要は事件が起ころうが何をしようが他人事なのである。警視庁のような大組織では物事一つ決めるにしても何重もの稟議がある。こと重大なものに関しては責任の所在を明らかにしたがらないし、誰も責任を取りたがらない体質だ。

 

ぼくのようなブログを書いている者は書いた文章の責任は全部自分にある。しかし組織では人が多いため、責任のなすりつけ合いまである。ぼくが警視庁や大組織に言いたいのは、サクッと決めてダメなら変更するなり止めるなりする、フットワークの軽い風通しの良い組織を作って欲しいということだ。ぜひとも早めの対策をお願いしたい。何か事件が起こってからでは手遅れなのだから。