電車内トラブル発生!叫びながら逃げる女
今日のお昼過ぎ、電車内で男女のトラブルを目撃した。男の言い分は女に腕を突然殴りつけられたこと。女の言い分は「殴ってません、そんなことしてません」の一点張り。助けを求め、逃げる女とそれを追いかける男。僕も二人を追いかけた。
「助けてください!」
今日は久々に総武線に乗車した。電車内は空いていて僕はひとり立つ。すると、「助けてください!」の叫び声と共に、駆け足で電車内を走る若い女性と、その女性を怒り狂いながら追いかける若い男性が僕の前を横切った。乗客全員、唖然。電車はちょうど大久保駅に到着した。女は叫び声を上げながら電車を降りる。僕も降りる。ホーム階段で揉める二人。第三者のおっさんが仲裁に入り、暴行事件にはなりそうになかったので、ほっとした。
僕はその足で駅員さんを呼びに改札に行くが、大久保駅は無人だった。しかたなくインターホンを押す。「トラブル発生!揉めているので来て下さい!」「わかりました。今から行きます」とは言ったものの、すぐには来ない。そのうちトラブルは沈静化したように見えた。野次馬もなく、仲裁に入っている人は一人だけ(僕は見守っていた)。
トラブルの原因
女性は必死に謝っている。どうやらトラブルの原因は、男性の腕に女性の腕が当たったことによるもののようだった。男性は怒り心頭、この女がいきなり腕を殴ってきたと女に詰め寄る。しかし女の方はそんなことしてませんの一点張り。「やった」「やってない」「いや、やった」「そんなことしてません」、その繰り返し。女性はともかく男性の頭に血が上っているようなので、暴力を振るう心配もあったが、女性がひたすら謝っていたので、男性も少しずつトーンダウン。時間が経つと、男性も冷静さを取り戻してきた。だんだん口調が穏やかになってきた。しかし、駅員さんはまだ来ない。最後は二人とも改札に降りてきて、僕と同じくインターホンで何やら話していた。僕は最後まで見届けたかったが、もう大丈夫そうだったので大久保駅を後にした。
自分の身は自分で守るしかないが…。
これは事件にこそなっていないが、女性の態度次第では男性が逆上し、殴る蹴るの暴行事件に発展してもおなしくないと思った。今回のように助けてくれる人が近くにいればいいが、もし誰もいなかったとしたら?ナイフなどの凶器を相手が所持していて、刺されでもしたら?と考える。恐怖。東京でも駅員さんのいない駅もある。電車内であれば、もちろん警察も来ない。警察に連絡してもすぐに来ないのが警察だし、どうすればいいのか?結局のところ、トラブルに見舞われたら、自分の身は自分で守るしかない。男ならいざという時のために体を鍛えておくこともできるが、女はどうすればいいのか?今回のように助けてー!と叫ぶ以外に方法はないのだろうか?
実行可能な解決方法は電車内に映画パニックルームのような緊急避難用の密室を作ることだ。もしも暴漢に襲われそうになったら逃げ込める箱があれば、そんなことを考えた。それと今回改めて自分の無力さに心底肩を落とした。と同時に無事で何よりであった。
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電車内のトラブルは本当に多いですね。先日も朝の中央線で揉め事がありました。結局状況がイマイチわからなかったのですが30歳ぐらいの女性と30代半ばぐらいの男性がもめてました。
おそらく最初に女性がその男を痴漢だと言ったのだと思うんですがそれを聞いた男が逆上したようです。その後、女性がなんか若干ふざけたような調子で「警察呼んでくださぁあいい」
みたいなことを大きな声で言って社内はノーリアクション。その後、男は「もうお前は俺に近寄るな」みたいな捨てゼリフを言っていったんおさまったように見えたのですが、
その後、新宿駅で先に降りた女を男が追いかけて「お前、それで終わるつもりか」と揉め事の続きをやるつもりのようでした。
なんか揉め事は以前より多い気がします。なんか社会が病んでるんですかねぇ。
斬り捨て御免の時代よりは治安は良くなってはいても、いさかいは無くなりませんね。東京では日常茶飯事ですので、皆さん関わり合いにならないようにしていますから。まあ、それでも戦後のころから比べれば、大人しくなったのではないかと思います。僕はその頃、精子にもなっていませんでしたけど。
たしかに戦後まもなくは僕も毎日闇市で喧嘩三昧の毎日でした。そのころまだ親父が生まれたばかりでしたけど。
戦後のどさくさ、喧嘩三昧とはわんぱく小僧ですな。親父さんお誕生日おめでとう!