人はうまく行きすぎるとある年齢で必ず失敗する
東京スポーツの人気連載、カリスマ占い師ラブちゃん・LOVEフォーチュン「失敗する年齢」によると、人には上手く行きすぎると必ずある年齢で失敗するという。
失敗する年齢とは
その年齢とは、28,29、41,42,43歳のいずれかだ。ラブちゃんは、人はこの年齢で失敗しなければならない運命にあるという。正し注意点としては、若い年齢でこれといった挫折をしてこなかった人、つまり早熟型の人は上記の年齢で失敗することで、晩成型の人には必ずしも当てはまることはない。
人はうまく行きすぎるとある年齢で必ず失敗する
まあ、ラブちゃんの言う失敗する年齢が当てはまるかどうかは別にして、人生長く生きていると失敗や挫折は繰り返されることがわかってくる。それは一定の周期で回ってくる流行のようなものだ。毎年決まった時期ではなく、唐突だったり。後で振り返ると、まさに宿命と言わざるを得ない。失敗や挫折には避けがたい必然性があることもわかる。
俺の三大失敗
俺くらい上手く行かない失敗続きの人生もない。俺は現在36歳だ。だが、死なずにこれまで生き延びてこれたという意味では、超運が良いのかもしれない。そう、一番の良運は生きていることだからだ。俺はそれだけ書くと、ブラックコーヒーをカップにジャックインさせた。
俺の三大失敗については、女性関係の崩壊、貯蓄預金の墜落、ブログ運営の沈没。この三つが俺に最近起こった三大失敗だ。ビズ(仕事)については、若いころからクラッシュ続きで、今に至っている。「大丈夫だ、OK心配するな」俺はいつも自分で自分をそう言ってやり込めてきた。こんなことは東京のナイトシティではありふれた光景にしか過ぎない。独り寝のミッドナイトに涙は似合わない。俺はそれだけ書くと、おもむろにカウンターテーブルに置いてあるコーヒーを勢いよく啜った。失敗のない人生なんて人生じゃない。そんな言葉をつぶやきながら。
まとめ
「金を儲けるためには買収しなければならない、買収するには金が要る。だから儲けなければならない」
俺はそんなセリフを思い出した。もし失敗も挫折もない、悠悠自適な人生を送ってこれたヤツがいたら、無職の俺に向かってこう言うだろう。
「お前は何を持っているんだ?」
「大したものはない」俺は言う。「大したものはないが、もしも俺の人生が順風満帆だったら、こうしてブログを書いたりしてないさ」
俺はそれだけ言うと、PCの電源をオフにして静かに部屋を出た。
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