サラリーマンの給料の60%が保険料で天引きされる時代へ
2019年からの新たな年金改革によって、サラリーマンの所得が激減するようだ。予想通りというべきだろう。サラリーマンは国家の奴隷なのだから。今の年金制度は賦課方式なので、老人(受給者)が増加すれば負担額も比例して増加するのは当然のことだ。働いたら負けというニートの言葉が現実のものとなってきた。
2019年以降、厚生年金保険料増額へ
上の画像は私が今年働いていたときの3月分の給料明細だ。33万円の給料からおよそ3万円の厚生年金が天引きされている。これが更に引き上げられるのだ。およその試算では、一か月の給料から厚生年金だけでプラスあと1万円は引かれる計算になる。計算は以下のサイトでやると簡単にできる。
出典:厚生年金保険料の計算
2020年のサラリーマンの給料明細
出典:2020年の給与明細 月収30万円会社員の手取り年収は29万円減
「国は年金制度を検証する2014年の『財政検証』で、“所得代替率50%を維持するには25.9%の保険料率が必要”との方針を突如打ち出した。次回の『財政検証』が行なわれる2019年には『保険料率25.9%』の実施が本格的に検討されるはずだ」
「国の社会保障給付費はこの20年余りで58兆円から143兆円まで膨れ上がったが、今後保険料を負担する被保険者は1割減る。健康保険料や介護保険料などについてもの負担増は避けられず、2019年以降はサラリーマンの給料の60%が天引きされる時代が到来すると考えられる」(北村氏)
私は年金について調べようと財政検証の資料を見たが、はっきり言ってわけわかめだった。とにかく分かりづらいのだ。賢い人には分かりやすくても、私の脳みそでは理解できないかった。詳しく知りたい方はこちら。
平成26年財政検証結果レポート | いっしょに検証! 公的年金 | 厚生労働省
まとめ
まとめると厚生年金保険料や健康保険料や介護保険料などの税金が2019年以降、増額するということだ。サラリーマンは給料から嫌でも天引きされる運命にある。いや、サラリーマンでなくとも日本でまともに生活している人は同じ運命だろう。
2018年10月の消費税10%増と、のしかかる他の税金を、今の20代30代40代の世代は70歳過ぎまで働かされ、徴収され続けるのだ。生涯現役とは死ぬ寸前まで働くことを意味している。その人生に立ち向かうために私たちにできることは、自分の好きな仕事をするしかないのだ。好きな仕事であれば、死ぬまで働かされても苦ではないからだ。私はそのつもりで、今は無職だが文章を書いている。私にサラリーマンが向いていないことは、今までの20年間の社会人生活で分かり切っているのだから。ここから後2~3年が勝負。
「国家は紳士ではない。紳士でないといけないとはどこにも書いていないからだ」
私はそんなセリフを思い出した。
私は読みかけの新聞を手に取って、眺めてから、床に捨てて、足で踏んだ。
コメントはこちら
コメント一覧
まだ、コメントがありません