40代の年所得400万円以下へダウン
今日、厚生労働白書が1994年~2014年の20年間で、40代世帯の所得が減ったと発表した。さっそく調べてみた。減ったというよりも高収入世帯がいなくなっていた。
ここ20年の変化をみると、世帯主が40歳代の世帯では、所得分布のばらつきは大きく変わらないが、世帯総所得300万円未満の低所得世帯割合が増加し、所得分布が全体に低い方へシフト。所得の低い単独世帯やひとり親世帯の増加 などが背景。
40代世帯の所得400万円以下へダウン
ピンク色のところを見て欲しい。40代の世帯収入700万円~1000万円の世帯がゴッソリいなくなっている。(1994年~2014年の20年間で)では、その高収入世帯はどこに行ったか?ピンク色の高収入世帯は20年間で、所得400万円以下にシフトダウンしていたのだ。
原因は単身世帯とひとり親世帯の増加
なぜ移動したのかは、白書に書かれているように「単身世帯」と「ひとり親世帯」の増加が原因しているということだ。つまり離婚してシングルが増えたことが大きいのだ。1994年当時、所得700万円~1000万円の世帯が多かったのは、夫婦二人合わせてこの金額だった。しかし2014年には離婚が増加し、所得が割る2になった。700万円÷2=350万円。
まとめ
旧約聖書(伝道の書)にはこう書いてある。
ふたりはひとりにまさる。彼らはその労苦によって良い報いを得るからである。
出典:伝道の書(口語訳)
一概に離婚だけが原因ではなく、単に結婚してない人が多いことも原因にあるだろう。40代といえば働き盛りで人生の折り返し地点にあたる年齢だ。人口ピラミッドでも団塊世代の次に厚い層でもある。厚いのは人口ではなくサイフの中身を所望したいが、人生は思い通りにいかないものだ。
税金負担ばかり増えて、手取りは増えない。所得倍増計画を。名言じゃ腹は膨れない。ブログをカキカキ。ブログじゃ腹は膨れない。どこまでも続く暗闇の中をたいまつ一つ、手探りで進んでいる状態だ。いや、進んでいるのかすら怪しい。もしかしたら出口なんてないかもしれん。
私は子どものころにやったドラクエ1を思い出した。そして押入れの奥にある段ボールの底に押し込められていたカセットを引っ張り出した。あったぞ、ドラクエ1だ。私はそいつを手にとって眺め、壁に向かって投げつけようとして、やめた。
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