整形したら幸せになれるの?
厚生労働省は相次ぐ美容医療トラブルで「ビフォー・アフター」の術前術後の写真掲載を原則禁止とした。北条かや 著「整形した女は幸せになっているのか」(2015年)を少し前に読んでいた私は、整形や脂肪吸引をしたい女性が多いことに改めて驚いた。整形したら絶対に幸せになれるのであれば、みんな歯科矯正と同じくお金さえあればやるだろう。だが、本当に幸せになれるのだろうか?その疑問を考えてみたい。
美容医療の広告などに問題のある相談件数
出典:国民生活センター
データ元:国民生活センター
国民生活センターの相談件数を見ると、美容医療サービスに関する相談のうちのおよそ半数が、販売方法や広告に問題のある相談件数だった。誇大広告は飲食店だけの問題ではない。ついでにウソだらけのダイエット広告をネットで探してみた。こんな感じだ。
出典:NAVER まとめ
ブカブカになっちゃったじゃないよー。まったくもう。ビフォーアフターで穿いているズボンが違うじゃないか。
整形したら幸せになれるの?
男の私にとって整形は身近なものではない。しかし女はプチ整形や二重まぶたの整形など、もはやファッションになっている。顔や体の形を変えるのは個人の自由だ。と、素人の意見は置いておいて、北条かやさんの言う、「整形をした女は幸せなのか?」の解答を引用したい。
「私」はどうしたら幸せになれるのか、徹底的に追及し、もがくのは、みっともないことではない。その手段に美容整形を選んでもいいし、選ばなくてもいい。ただ、自分の欲望を追い求める手段と方法は、自分で決めることだ。そして、その決断に責任を持つことである。
メスを入れるのはそれからでいい。
整形した女は幸せになっているのか(264ページより)
「幸せになりたい」ともがく行為の中に、実は幸福が宿っていることも、あるのではないでしょうか。美容整形は、自意識と戦い、幸せになろうとする方法のひとつにすぎませんが、実はそこにハマっていくこと自体が、その一瞬一瞬が、当人たちにとっては「幸せ」なのかもしれません。本書を執筆しながら、そんなことを考えました。
整形した女は幸せになっているのか(267ページより)
まとめると、整形したいなら自分の意志で勝手にすればいいし、整形にハマることで結果的に幸せになっているんじゃん。ということなのだ。
まとめ
男の私も顔がカッコよくなれば、モテモテになる。できるものなら整形したい。でも怖い。痛そうだし、お金かかるし。だが、何と言っても失敗したらイヤだ。顔が風船みたいに腫れあがってとかイヤだ。アゴがシュッとして、二重瞼で、鼻が高かったら、と考えたこともあるけど、想像するだけで行動していない。私は極度の痛がりなのだ。
整形は一度すると癖になるという。分かっちゃいるのにやめられないのだ。個人的にはマイケルジャクソンの整形した顔についてはNO。美容整形するならイエス高須クリニックだ。
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