後妻業への防止策はこれだ!
超高齢化社会に突入した日本。老人が老人をカモる時代。その名も後妻業。新たな結婚詐欺かと思いきや、似たような手口の事件は昔からある。保険金殺人とは違い、資産を狙うので発覚しにくい。資産家の独身男性が後妻を娶るのは自然なこと。具体的な防止策のない中、私は後妻業の女とどう闘えばいいのか考えてみた。
後妻業の手口
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。まずは相手の手口を知ることが先決。すべての始まりは結婚相談所に起因する。出会い系サイトでも同じように良からぬことを考えている連中は人の集まるの場所にいる。とくに詐欺師は出会い系や結婚相談所などで網を張る。そんなものに、おいそれと登録してしまう人はプロから見ればカモがネギをしょっているようなものだ。赤子の手をひねるも同然。できれば、そのようなプラットホームに頼らない出会いを模索すればいいのだが、シャイな日本人はどうしても誰かの作った便利なツールに頼ろうとしてしまう。本当に良い人と出会おうと思ったら、けっして楽をしてはいけない。これは数々の修羅場を潜ってきた、私の経験則から言っているので間違いない。
とはいっても、どうしても結婚相談所に登録しないと相手が見つからないのも事実。その場合には、以下の3つに気を付けることだ。
後妻業の3種の神器
- 公正証書遺言
- 家具の搬入
- 顔見せ
この中でも「公正証書遺言」は圧倒的な法的効力を持ち、覆すことはほぼ不可能です。 その中で遺産を全部後妻に譲ると書かれていたら、たとえ実の子でも相続はできないのです。 家具の搬入と顔見せ(後妻として知人にあいさつする)は、裁判になった時に有利にするための事実作りです。
つまり公正証書遺言を相手の都合よく作られてしまったら、手遅れということだ。
献体という最後の手段
献体に登録しておけば、死後、死体になったときに解剖されるので不審な点が見つかれば事件発覚に繋がる。しかし、献体の流れをよく調べてみると、家族の同意が必要とある。もちろんこの家族には配偶者も含まれる。もし仮に死ぬ前の献体登録時に後妻が同意してくれたとしても、死んだ後の土壇場で反故にされる可能性も捨てきれない。
献体登録には肉親者の同意が必要!!
生前、献体登録をしておられても、死後、実際にその意志を実行できるのは、ご遺族(肉親の方がた)であって、申込み者本人ではありません。したがって、ご遺族の中に一人でも反対がありますと献体は実行されず、その遺志が生かされないことにもなりかねません。
出典:献体登録と献体の実行
となれば、献体も最後の手段とはなりえないのだ。
後妻業の防止策はこれだ!
探偵に後妻の身辺調査を依頼する。この方法は金はかかるが一番確実な方法だ。身辺調査の相場を3つのサイトから比較してみた。
1、
その人物の身元をトータルに調べる場合には、料金的には約20~30万円はかかると考えておいた方がいいでしょう。
2、
身辺調査は平均で10万円~15万円前後かかると考えていて良いでしょう。信用調査(借金や破産歴など)のみを依頼するのであれば、70,000円(税別)となっていますが、併せて調査対象者の身辺や、家族の風評調査も行うのであれば、350,000円(税別)です。 一方、縁談などで目にする釣書・身上書の真偽を確かめるだけなら200,000円(税別)です。
3、
嫁婿調査の費用相場は、9万円~15万円となっています。浮気の有無を調べる調査の相場ですが、5万円~80万円となっています。
どれも金額がまちまちだ。大まかにみれば身辺調査するには少し多めに見積もって、30万円前後といったところか。資産家であれば問題ない金額だろう。
まとめ
カマキリのメスは交尾のあと、相手のオスを食べることがある。理由はその方が多くの卵を産めるからだ。それとは反対に食べられないオスも多い。むしろ自然界では交尾のあと、速やかにメスから離脱するオスの方が多い。交尾後にメスに捕食されてしまうのは、虫かごの中の密室で体の大きなメスに勝てないからだ。動物学で共食いは一般的な行為に当たる。まさに弱肉強食。結婚もまたある意味では、生存競争であり、闘いなのだ。
どんなにしっかりした女でも、男のこととなると、とんでもない間違いを起こすものだ。食うか食われるか。うかうかできない。
コメントはこちら
コメント一覧
まだ、コメントがありません