一人暮らしの男飯は、一汁一菜

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一人暮らしの男の飯は一汁一菜。シンプルイズベスト。私は日本昔ばなしに出てくる献立をお手本にしている。みそ汁には季節の具罪を入れる。罪の具と書いて具罪だ。普通に具材でもいい。別にこだわりはないから。

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おかずはみそ汁のみ

おかずなんてものはそのとき一番安い旬の野菜やタンパク質を買ってきて、カットして、ぶち込んで煮ればいい。最後の仕上げに味噌を出汁にジャーマンスープレックスさせる。暫しのシンキングタイムを経て、テレビでも観ながら、ほっとけば出来上がる。一度作れば一日持つ。おかずはみそ汁のみ。これが21世紀のナウいヤングのイノベーションなのさ。

一汁一菜の魅力

魅力は何と言っても、その手軽さにある。みそ汁というのは万能で、寒い冬にはちょっとした暖房代わりにもなる。ズズズーと啜って、ぷはぁーと白い息を吐く。軽い高揚感すらある。日本人に生まれて良かったと感じる瞬間だ。相撲取りがちゃんこ鍋を愛する理由がわかる。私はもし一汁一菜の食事をオンナに出されたら、イチコロだと断言する。ビーフストロガノフ?バカ言っちゃいけない。オシャレな料理と女はごめんだ。胸やけがするぜ。

ボクに毎朝、お味噌汁をつくらせてください

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プロポーズの言葉は「俺のために作ってくれ」ではなく「ボクに作らせてくれ」なんだよ、キョウビは。汁系が嫌いな女ならアウトだけど、誰でも作りたいと言われれば悪い気はしないだろう。それに「お味噌汁」の部分を相手の好みに合わせてアレンジするのもアリだ。洋風好きならパスタ。甘党ならホットケーキ。お好きなものをアラカルトで、ど・う・ぞ。

男飯は一汁一菜

過去の統計上、男が好きな食べ物ベスト1はハンバーグだ。ハンバーグが嫌いな男はいない。そんな男は聞いたことがない。しかし私はハンバーグよりも一汁一菜なのだ。漬け物に汁物とご飯。(本当はパスタも好き)自然味豊かな味付けは、飽きることを知らない。これは人間も同じではないかと思う。派手で豪華なインスタ映えする料理よりも、地味で目立たないシンプルな料理のほうが最高にイカシテルってこと。つまり味噌と出汁スープのインタフェースは全面的にコンパチブルしてるってことさ。