東スポの求人が異常に少ない
私は今日も職探しをしていた。年末年始でフリーペーパーの新刊がまだ発行されていないので、東スポの求人にも念のため目を通してみた。女性にはちょっとわかないことだけど、東京に住んでいる金のない男だったら一度くらいは見たことがあるんじゃないだろうか。東スポの求人欄を。その東スポの求人が絶望的なまでに少ないのだ。
東スポの求人が異常に少ない
ちょっとおかしくないか。まだ年始だからって言っても、一行と半分程度の枠しか求人が埋まってないなんて。数年前だったら考えられない大幅減少。もう東スポの求人で日払いの仕事を見つける時代じゃなくなったのか。私が数十年前に初めて見たときは丸々1ページが求人で埋まってたのに。時代は変わったのだ。ならば、もう東スポなどに用はない。求人のない東スポなど、東スポにあらず。つまり早い話が東スポの終焉だということ。一時代を築いた、東京のアンダーグラウンドな職探しの決定版ともいうべき、新聞が終わりを迎えたのだ。過去、どれだけの男どもがこの東スポ求人に救われただろうか。コンビニで東スポを買い、履歴書を書き、目ぼしい会社に電話して、即採用、即日勤務、即日払いをもらって急場を凌ぐ。アウトロー御用達の職業安定所。そのセーフティーネットが無くなったのだ。以前、私が東スポ求人の全盛期を知っている先輩から聞いた話では、昔は新聞3ページすべてが求人で埋まっていたこともあるのだとか。たぶん1990年代の頃の話だ。求人が減れば、新聞社の広告収入が減るってことだ。このまま行けば新聞自体もなくなってしまうのではと心配になる。(私が心配してもしょうがないけど)
「140円返せ!」(東スポは1部140円)さすがの私でもコンビニで新聞の立ち読みはできない。目ぼしい仕事がなければ買いたくないのだけど、週刊誌の袋とじみたいに買って開けてみないと、求人数がわからないから厄介なのだ。と、まあ、そんなケチ臭いことは言わない方がいいだろう。たかが140円だ。寄付だと思えば何てことない。私は新聞(東スポ)をあきらめ、インターネットの求人サイトに活路を求めるしかないかった。よーし、明日はインターネットで仕事を探しまくるぞ!ちなみに東スポもインターネットで求人を出してはいるが、情報が古くて使い物にならない。
東スポ求人の仕事内容
東スポ求人の代表といえば、一番先頭に掲載されてある素人モデルの募集だ。募集内容・太め素人歓迎、中高年ガッシリ&太た人。(「太った人」じゃなく「太た人」と書かれているのは文字数制限の関係上)上の赤線で囲っている仕事に応募するときはくれぐれも注意すること。まあこのブログを読まれているインテリジェントであれば、一生関わることも、電話することもないだろうけどね。明日はネットで探してみようと思う。良い仕事に巡り会いますように。
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