沖縄ラブストーリー

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沖縄旅行まで後一か月を切った。思い切って雑誌購入。沖縄の歩き方。サブタイトルは沖縄でしたいことぜーんぶ叶えます。

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沖縄ラブストーリー

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美ら海水族館で愛を語り、フクギ並木で青カン。やったら確実に訴えられる。

 

デキる男はいついかなる時もイメージトレーニングを欠かさない。今日は10月の沖縄本土決戦に向け、恋が成就する必勝デートプランを練ってみた。

 

1、美ら海水族館

水族館の楽しみ方はゆっくり歩くこと。お互いの手と手が触れるか触れないかの微妙な距離感が大切。彼女がときどき泳ぐ魚を指差して、「アレは何ていう魚?」「あの貝は?」「ねぇねぇアレは?アレは?」といったお決まりのシチュエーションに、「おいおい、そんなにいっぺんに聞かれたら、俺の頭がパンクしちゃうよ」と、優しく微笑むのは、大人の余裕ってヤツだ。

 

美ら海水族館の魅力はなんと言ってもジンベエザメ。私も彼女も「おっきいなー」「デカい!」「規格外だね!」ぐらいしかコメントがないと思う。それからサメと一緒に記念撮影をするのは鉄板。テキトーに誰かに頼んで撮ってもらう。パシャリ。その時にお互いの肩と肩が一時的にぶつかり合う。ドキリ。おっと、ここで早まって肩に手を回そうなんて淫らな行為をしたら、彼女からバチン。平手打ちを食らうから注意だ。

 

2、備瀬のフクギ並木

最後は美ら海水族館に近接する備瀬のフクギ並木。マイナスイオンの効果もあってか、二人の距離が急速に近づく。なんてことはなく。いきなり抱き寄せてキス、なんてジゴロ的なこともなく。「かんち、サックスしよ!」なんて東京ラブストーリー的なこともなく。水面下で、お互いがお互いに真剣交際をするのか?しないのか?といった、俗物的な攻防戦を繰り広げることもなく。ただ単に緑豊かな景色を眺め、歩き、そのまま役所にチョッコー。婚姻届を提出してしまう。秒速で結婚。なんてこともなく、雑念を捨て歩くこと10分。

 

「男女の関係において子作り以外の性交渉など、ただの快楽の追及に過ぎない。そこに本当の価値なんて無いだよ」。フクギ並木を通り抜けた後で、私たちは途中、おしゃれなカフェに立ち寄り、お決まりの互いの未来について語らい、お決まりのなぜ花は美しいのか?について語らうのだ。そして、きっと彼女はアイコさんは私にこんな質問するんじゃないだろうか。「ヨシキさん、なぜ花は美しいの?あなたの考えが知りたいわ」ってね。そのとき私はきっとこう答えるだろう。「きっとそれはアイコさんの精神が心がきれいだからそう見えるんだ、間違いない」ってね。幸せの足音が私のすぐ隣で聞こえてくるような、そんな気がする。