自殺の原因はほとんどお金の問題
我々は日々、死にたいと言っている自殺志願者たちに口先だけで「生きていればいいことがあるから」といって励ます。しかしその実、自殺防止の根本的な解決には至っていない。それはなぜか?理由は簡単だ。励ますだけでお金を与えないからだ。
人が死にたいと考える代表的な4つの原因
まず自殺をする人がなぜ「死にたい」と思うのか、その原因を今更だけど探ってみた。厚生労働省が作成した上図のデータを見れば自殺の動機がよくわかる。第一位が健康問題、第二位が経済・生活の問題、第三位が家庭問題、第四位が勤務問題と続く。ざっくり分けると、お金で解決できそうな問題は二位の経済・生活問題と、四位の勤務問題の二つ。三位の家庭の問題も何かしらのお金の問題が絡んでいると考えられる。一位の健康問題は仮に莫大な富がその人にあったとしたら、最新鋭の機器や技術のある病院に行けば治せる可能性はあるものの、この世には治らない不治の病もあるので一概には健康問題はお金で解決できるとは言い切れない。しかし、それとてお金がなければ治療することすらできないのだ。
人が死にたいと考える代表的な4つの原因
- 第一位 健康問題
- 第二位 経済・生活の問題
- 第三位 家庭問題
- 第四位 勤務問題
自殺の原因はほとんどお金の問題
一番自殺しているのは、やはり無職。
上図をグラフ化したものがこれだ。↓
このグラフは平成28年の自殺者数を職業別に分けたものだ。無職者の内訳は、主婦・失業者・年金・雇用保険等生活者・その他の無職者。そのほとんどが年金受給者やその他の無職者だった。つまり職業別に調べても自殺している人の半数以上が、お金の問題で自殺したことが証明されているのだ。
無職者が一番自殺していることは改めて調べるまでもない。と思っている人もいるだろう。しかし、死にたいと自殺を仄めかす人をむやみやたらに「生きろ!」と励ますことは偽善以外の何物でもないことがわかるはずだ。誰でも口では「生きろ生きろ」と言うけれど、じゃあもし「お金があれば自殺しない」と自殺志願者に言われたら、お金をあげることができるだろうか?無理でしょう。「お金は出せないけど口は出す」ことが如何にバカげたことか。偽善者もいいところ。では、お金はあげられないけど仕事を紹介するって人もいると思う。しかしそもそもまともに仕事をこなせるだけの体力や精神力があれば、自殺など本気でするはずがない。なぜなら、気力、体力、精神力が充実していたら何度でも人生のリカバリーが効くからだ。
自殺したい人には励ましの言葉よりも、お金をあげることが一番の根本的な自殺防止策になるのだ。
死にたいという人にお金をあげれば自殺しないことが判明
私は朝起きて死にたいと思いながらも行きたくもない仕事に行き、生活保護費とほぼ同等額を月給として与えられながら生活している。貯金らしい貯金もない。前回ブログに書いたように家賃の更新料も払える目処が立たない。傍から見るとお先真っ暗だと思う。だが、しかし。このように自殺の原因を調べれば自ずと冷静に「生」というものを客観的に捉えることができる。人はなぜ生きるのか?などという怪しげな哲学ではない。データに基づいた自分なりの検証をすることが大切なのだ。今回のように自殺する主な原因は「お金の問題」であり、逆説的に考えれば「人はお金さえあれば自殺しない」ということがわかる。
お金でほとんどの悩みは解決できる
お金があれば解決可能な問題
- 健康問題 お金があれば世界最高の医療が受けられる
- 人間関係の問題 お金があれば嫌な人とは付き合わなくていい
- 恋愛の問題 結婚も愛人もお金があれば何歳でも可能
- 金銭的な問題 豊富な資金で即解決
お金は大変便利なツールだ。今さら無くすことはできない。人は自らが作ったお金に支配され、やがてお金に殺される。世界中のありとあらゆるお金を地球人口70億人全員に配れば、全員が貧困になると言われている。そもそもここからして問題なのだ。全員平等にお金を分ければ全員が苦しむ。だから一部の富裕層だけが生き残る仕組みになってる。世界中で「自殺はダメ!命を大切に!」などと気前よく言っていても、通貨の仕組み(分量)自体が絶対に貧困層を産む構造になっているのであれば、人類が本気で自殺を食い止めようとしていないことは明白。いつの時代も貧者の声は誰にも聞こえないのだ。
新しいお金、仮想通貨が誕生して久しい。もしも近い将来、現金がすべて仮想通貨になればこの問題解決の糸口が発見できる可能性はある。私は仮想通貨が人間を自殺に追い込む火葬通貨にならないことを願ってやまない。
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