お金で作られた世界でお金のために死んでたまるか!

 マスヲさんからメッセージをいただきました。

お世話になります。先日から始めたバイトの給料を計算してみたのですが、時給千円で週3日働いて月に5万円くらいにしかならないので死んだ方が良いのでしょうか?ご教示くださいませ。

 

 

 

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お金で作られた世界でお金のために死んでたまるか!

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マスヲさんメッセージありがとうございます。始めに私からご教示できることは何もありません。

 

でも、たぶん、きっとマスヲさんは時給千円で週3日働いて、たったの5万円にしからならず、自尊心が傷ついているんではないかと思う。だから、その後に続く「死んだ方がいいのか?」ってとこまで考えがいってしまったのではないかと。つまりお金が自分の思ったように稼げないことで自尊心が傷つき、自殺まで考えてしまったということ。

 

ノーマネーでフィニッシュ。人生にフィニッシュするとき、人はお金をどれだけ持っていようとも無意味だ。死んだらお金など必要ない。私も常時、お金が無くて死にたくなる。お金があったら今ごろ結婚して、愛人囲って、不倫して、シャブ食わされて殺されているところかもしれない。そんなタラレバを言ってたってしょうがない。貧乏人にできることは、お金持ちよりも強い情熱を持つことだと、私は思う。情熱はお金ではけっして買えないからだ。

死ぬことは甘え?

死ぬことは甘えなんかじゃない。どうしてもそうせざるを得ない事情があったから、そうしたのであって、それを甘えだと私は言えないし、どうしても思えない。

 

私を含め、常にお金が無くて死にたい人間は暗くなりがち。性格が暗くなると他の人間からも嫌われる。そして孤立してしまう。だからより一層死にたくなる。この暗黒から逃れるためには、いち早くお金を稼いで立派な大人になることだ。でもそれが思うようにならないから悩む。悩むから暗くなる。

 

はじめっから死にたい人はいない。何か思い悩むことがあって、はじめて死にたいと考えるようになる。それはお金だったり、人間関係だったり、健康だったりする。では反対に死にたいと思ったことがないか、思ったことが少ない人は死にたいと思う人のことをどのように思っているのか?人間は自分自身が経験したことのないことは理解できない。いじめられたことのない人は、いじめられた人のことをいじめられる方にも問題があると言う。お金がそこそこある人は、お金のない人のことを理解できないし、お金がない人の方に問題があると言う。もっと働け!とか、もっと頑張れ!とか、もっと我慢しろ!とかね。

 

当然、死にたいと言う人のことを、死にたいと思わない人は「何言ってんの?甘えてんじゃねーよ!」と言う。死にたいってことは生きたいってことで、死にたいって言うってことは生きたいって言っているのだと私は思う。魂の叫びだなんて気取った言い方はしたくない。

情熱を持とう、そして希望を叶えるんだ

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お金がないことをいつまでも嘆いていてもしょうがない。うまくいかない人生を恨んでいたって前には進めない。情熱を持とう、情熱はお金じゃ買えない。でもそんなに熱くなれるものがないって思うだろうけど、私だって熱くなれるものなんてない。私の場合は熱くなれないから熱くなったフリをしている。仕事だって、ブログだって、なんだってそうだ。何だって始めたばかりのころは情熱なんて持てない。バイトだってつまらないし、ブログだってつまらない。つまらない、確かにそういった側面もある。ただ見方によっては、その退屈な中に自分なりの楽しみを見出せることができるはず。命がけではないにしろ、一生懸命、必死に取り組んでいれば、どんな作業にも熱くなることはできる。たとえそれがウソでもいいじゃない。そんとき集中して熱くなってるんだから。

 

情熱を持っても、夢や希望は叶えられないかもしれない。情熱なんかなくっても希望が叶った人もいるかもしれない。叶ったからといって幸せになれるとは限らない。頭でっかちの私はそんなことを考えてしまう。生きることは信じること。生きることは自分を信じること。生きることは自分の力を信じること。私は夢を叶えることができる。私はおこがましくも、そう信じて今を生きている。だからあなたがもしも死にたいと考えても、けっして死を選ばないで欲しい。たとえその道しかないとしても、今はないとしても、最後まで自分の力を信じてほしいと思う。人生に大逆転は付きものだと信じて、今日も明日も命つきるまで。人生は思い通りになりませんね。困ったもんです。