ずる賢いやつがお金を稼いでいる世の中に辟易する

はじめに言っておきたいけど別にうつ病とかではない。幸いにもはてなの勇士たちからコメントをいただけたことは嬉しく思う。特にみきっぺさんから頂いたコメントを読んで、過去を思い出しながら書いてみた。

 

 

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仕事に対する情熱を完全に失ってしまった

いつの頃からか、私は仕事に対する情熱を完全に失ってしまった。それと同時に最近、髪の毛も失いかけている…。古くは16歳の頃から山梨県の片田舎で土木作業員を始めたことや、その環境が嫌になり、17歳で上京したことから、すべての私の仕事に対する姿勢が決まってしまったように思うのだ。それと併せてマルクスの資本論、新資本論、蟹工船を漫画ではあるけど読んだことで、労働することがバカバカしく感じてしまったのだ。

やることなすことすべて金にならない

どれだけ働こうとも暮らし向きは楽にはならない。なぜならそれは一番儲かるのが経営者だからだ。だから私も30歳を過ぎた頃から経営者を目指した。しかしやることなすことすべて金にならず、貧困が更なる貧困を産むという状態になり下がってしまったのだ。

 

詳述すると、まず当時(30歳)勤めていたアダルトDVD通信販売でDVDを焼く仕事をしていた私は、同じようなDVDを売るサイトを作ることを考えた。そしてEC-CUBEというECサイトが簡単に作れるコンテンツ管理システムを業者に5万ほどで外注し、実際にネット上にアップした。商品はすべて勤務先から調達したので0円だった。しかし、当時は私にネットの知識が乏しかったこともあり、まったく注文も入らず(広告宣伝してないので当たり前だけど)、次第にやる気がなくなって自然消滅する形となった。

 

そこで私はその裏DVD屋を辞め(本当は首になった)、SMクラブで働いたりメンズエステで働いたりの紆余曲折あり、WEBの職業訓練校にて、ネット知識を学んだのだ。そして次に目を付けたのは2chまとめサイトだった。まとめサイトビルダーを7千円で購入し、毎日5記事くらいをアップしていた。そして3か月が過ぎたころからGoogleに圏外に飛ばされ、またやる気がなくなり、更新をしなくなってしまった。もしも、おそらく私がまとめサイトを作った時期が2007年頃なら、そこそこの収入を享受できたはずなのだ。しかし私が始めた時期が運悪く最悪の時期だったことで、すべての努力が水泡と化してしまったのだ。

 

そこで次に目を付けたのが、はてなブログだったわけだけど、今やアドセンスのクリック単価も低下し、はてなブログ自体のドメイン力も低下している。私が始めたころに、ちょうどはてなバブルも崩壊してしまい、ことごとく不運に見舞われているのだ。

投資で生きて行こうとした20代後半

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そもそも20代半ばに株式投資に興味を抱いたことから、転落の兆しが見え隠れしていたのだろうと思う。当時は投資に関しての本を読んだり、セミナーに行って勉強していた。つもりだった、と言い換えた方がいいのかもしれない。その頃の私は自分が金持ち父さんになるんだと信じて疑わなかった。

 

その流れで不動産投資の勉強もした。しかし、結果的に私に投資の才能などこれっぽちもなく、未だに投資で損した金を投資で取り返そうなどと甘い考えに囚われている始末なのだ。あきらめようにも勉強に費やした時間を無に帰すのはもったいなく感じてしまい、あきらめようにもあきらめきれない自分がそこにいる。今、現在も金持ちでもなければ父さんでもない。ただの頭でっかち。

会社に依存しないで生きたい

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今は自分でアフェリエイトサイトを作ったりゲーム動画配信をしている。でもまだ1円も稼げていない状態だ。これらとて、最終的には無駄な努力になる可能性は濃厚だ。私はサラリーマンが嫌いで、古くは20歳の頃から37歳の現在も、自分の力でお金を稼ぎたいと思っている。誰からも指図されない、自分だけの居場所を作って、安楽に生きて行きたいのだ。

 

しかし、どうやら私にはその才能もないことが近年よくわかった。理由は私の性格だ。人望がないのだ。これを私はずっと自分に運がないのだと思い込んでいた。でも実情は単に私自身の人徳によるものだと気づいた。会社に勤めないで生きていきたいと思い、実際にいくつか行動に起こしたけど、うまくは行かなかった。そして今、手持ち現金が底をつき始めそうな感がある。だから私はいやいやでも仕事をしなければならないし、会社に依存して生きていかなければならないのだった。

ずる賢いヤツがお金を稼いでいる世の中に辟易する

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私が見た中で経営者や成金、お金持ちの人たちはみんな賢い人たちだ。一見するとバカのように見えても実は地頭が良いのだ。要はずる賢い人たちだ。要領が良いとか、計算が早かったり、損得勘定で動けたり、お金に執着している人たちだ。経営者に従業員のことを本当に考えている人などいない。その理由にお給料は必ず会社のトップが一番高い。これが普通だと私にはどうしても思えない。従業員が大切ならもっと給料をあげればいいのに、甘言だけをのたまう。だから私はそんな社会が嫌で、自分で稼いで自分で生活を営みたいのだ。もうどこの会社にも期待していないし、心底勤めたくもない。だけど生きて行くためには働かなければ死んでしまう。結局は私の頭が悪いことが原因なのだ。頭が良ければもっとずる賢く生きれるのに。そして金持ちにもなれたのに…。

 

こんなことを書いてしまい、せっかく誘ってくれたカンドーさんには申し訳が立たない。同時にアイコさんにも申し訳が立たない。立たないのはあそこだけにしたい。今はただ自分の醜さに辟易としているのです。まさか37歳にもなって、アルバイト生活をしているだなんて、20代の頃には夢にも思わなかった…。そして今日もまた後悔の念と共に白い雄叫びを放出するのだった。