趣味がスーパーの試食巡りでは情けない

ここ最近、仕事もなく金も無いので近所のスーパーの試食コーナー巡りを日課にしている。

 

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試食コーナー巡りに最適な時間帯

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時間帯は5時前後が一番良い。6時になると試食コーナーが終了してしまう。というわけで終わり間際に行くのが最良と思われる。試食のラストスパートだ。全部回るころにはちょっとした小腹なら満たすことができる。場合によっては2週目に突入することもあるが、試食のおばさんが嫌な顔をするので止めておいた方が無難だ。おばさん繋がりで、故郷にいる一人暮らしの母親を思い出してしまうから、私には2週が限度なのだ。

試食をするのは恥ずかしいこと

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私は小さい頃、母親と一緒に行ったスーパーで試食をするのはみっともないことだと教わった。それ以来、試食をする行為に対して変な罪悪感を感じるようになってしまった。

 

考えてみると母親がなぜ試食をすることを恥だと教えたのか。大人になった今、意味がわかったような気がする。母はたぶん幼い私に大人になったら試食コーナーを回るような情けない大人にならないようにと諭したのだ。その教育の結果、皮肉なことに私は試食大好き人間となってしまった。教育とは実に恐ろしい。親がそうなって欲しいと願う、真逆に育ってしまう。

 

故郷で一人暮らしをしている母親には申し訳ないが、私は母親のことがあまり好きではない。私が思うに、母は私の将来を思って試食をするなと言ったのではなく、単に自分の体裁を気にしていたに過ぎないのだ。試食している姿が恥ずかしいのではなく、試食するという行為を見られる自分が恥ずかしかったのだ。これ以外にもそういったことが多々あった。

趣味はスーパーの試食巡り

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37歳にもなって、スーパーで試食コーナーを回ることを日課にしているのは情けないとは思うけど、空腹には耐えられない。そんなことを言いながら、私は今日、サーモンづくし丼を300円で買ってしまった。30%オフだったからという言い訳は通じないだろう。自分で趣味だと言い切っている試食巡りで、まさかの弁当購入なのだ。ただサーモンはうまかった。酢飯もうまかった。併せて缶ビールを買ってしまったことは、もはや試食巡りがただの買い物になってしまったという話に終始する。

 

最後に今日、ピーマンとなすを調味料で和えたものを試食したときのこと。茹でた野菜?味付けはだし醤油?良くわからなかったけどうまかった。しきりに試食を作っているおばさんが高知県産の野菜ですよと言っていた。私は高知県生まれなので、余計に美味しく感じた。試食を終え、立ち去ろうとしたとき、おばさんが一瞬、母親に見えた気がした。そしてもう一度振り返ると当たり前だが知らない人だった。不思議な出来事だった。何かの前触れだろうか。それとも考え過ぎだろうか。もう試食をするのは止めろと言っているのだろうか。それとも酒の飲みすぎだろうか。不思議なこともあるものだ。