遺品撤去のアルバイトをしてきた

今日は生まれて初めて遺品撤去のアルバイトをしてきた。日給は9000円。

 

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遺品撤去は割りのいいアルバイトだった

朝5時起床、電車で1時間。「労働は朝7時~16時まで」と事前に聞いていた。しかし蓋を開けてみると、なんとたったの3時間で作業は終了してしまったのだ。つまり時給に換算すると3000円。交通費はもちろん出ないけど、全額日払いだし、かなり割のいいアルバイトだった。皆10時には終わって現場を後にした。

撤去作業はそれなりにきつい

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作業自体はやはり大変なところもあった。埃と呼べるレベルをはるかに上回る埃で服が真っ白になったし、いたるところにネズミの糞が落ちていた。ゴキブリは冬だったこともあり、一匹も出なかったのがせめてもの救い。異臭が鼻を突いた。ゴミ屋敷と化した部屋から家具を運び出す。ただよくもまあこれだけの物を溜め込んだものだと感心した。それほど凄まじい量のゴミというか、故人が生前にはゴミではなかったと思われる、本やレコードやぬいぐるみ、服、ダンボール、怪しいビデオ、それらすべてが私の前にゴミとなって立ちはだかる。

 

幸い、作業員の中に嫌な人はいなかったので助かった。休憩のときにジュースを2つももらった。作業員は全部で7名。たまにジョーダンを言い合い、和やかな雰囲気だった。私は誰一人として名前を知らないけど、親しくなる必要もなかったので気楽だった。

遺品撤去のバイトで私が学んだこと

現場が早めに終わったので、日雇い派遣の人たち3人で帰り際、新宿でマーボー豆腐定食を食べた。私と40代のリーダーと20代女性の3人でダベった。話を聞くと女性は二日後、韓国旅行に行くと言っていた。何でも韓国に彼氏がいるらしく、年越しを韓国でするらしいのだ。そんな他愛のない話をリーダーと二人で聞いた。もしかしたら結婚するかもしれない、なーんて羨ましい話だ。

 

朝は早かったけど、こうして振り返ってみると、楽しく過ごせて良かったと思う。たまたまラッキーな現場だったことも僥倖だった。充実していた。

 

こうして遺品撤去のバイトで私が学んだことは、片や、死に行く者があれば、片や、結婚する者がいるという人生の不条理だ。そんな中、私はさしずめオナニーをする者だった。暇になるとすぐ股間に手がいってしまう癖を治さなければならない。

早々に引き上げ、家に帰って私はオナニーの番人と化したのだ。