現代の奴隷制度。沖縄の低賃金労働者はつらい

時給950円、契約社員。私は沖縄に移住して初の給料を手にした。しかし支払われた賃金が安すぎた。

 

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貧乏人からバカ高い税金を取る国ニッポン

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何が令和だ。何がやりがいだ。何がエントロピーだ。たまったもんじゃない。上図は私の沖縄移住後、初の給料明細だ。見ての通り、総支給額15万4千500円となっている。そこから健康保険に厚生年金、雇用保険は463円だからいいとしても、社会保険料が2万5千円近くも引かれてある。僅かな手取り額から、更に2万6千円もの税金が引かれている。厚生年金は税金ではないけど、私からしたら70歳まで生きることは絶対にないから払いたくない。私の親も厚生年金などもらっていない。

現代の奴隷制度。沖縄で働く低賃金労働者はつらい

13万でどうやって生活水準を保てというのだ。これでは貯金もできない。働けど働けどだ。日本の企業は最低賃金の安い沖縄に仕事を振るのはいい。でもその現代の奴隷制度によって苦しめられている人たちがどれほどいるのか。私は東京に住む社長たちを素殴りしたい気持ちでいっぱいになった。

 

給料の中途半端な仕事はない方がいい。人間というのは仕事も無く食っていかれなければ、何か手段を考え出す生き物だ。それを安い低賃金でこき使う仕事が存在するばかりに、まんまと奴隷制度にハマる人たちが出てきてしまう。死なない程度に生かされて、気づいたころには年老い、生活保護まっしぐらとなる。だからいつまで経っても貧困層から抜け出せないのだ。

低賃金労働者は最後、犯罪に走るしかない

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なぜ犯罪が起きるのか。その答えはお金がないからだ。ビジネスと犯罪の違いは、資本金がないと始められないのがビジネスで、手持ち資金がまったくなくても金儲けができるのが犯罪だ。とくにひったくりや万引きなど原付か、はたまたチャリンコがあれば即可能となっている。しかも原付もチャリンコも盗めば自己資金ゼロでもお金が稼げてしまうのだ。政府は低賃金を無くさない限り、安全な住みよい国にはできない。

 

私も今日こそはひったくってやる、と息巻いて鼻息荒く、毎朝通勤している。しかし毎日毎日ひったくってやると思っていても、なかなか手が出ないのだ。明日こそ明日こそ、と思いながら生きている、けど手が出ない。目だけギラつかせて鼻息だけがやけに荒いただの道行くおじさんなのだ。滑稽だろう。私はこの歳になって初めて自分がただの小心者なのだと悟った。貧乏人が金を稼ぐためには新しいことにチャレンジしなければならないのだ。できないじゃない、やるんだ。つらいけどそういうことなんだ。