日本には統合失調症なのに全く治療していない人が約30万人いる
統合失調症の有病率は人口の約1%。100人に1人の割合。日本には統合失調症の人が約100万人いる。
精神疾患者数の推移
厚生労働省
上図は平成11年から平成26年までの精神疾患者数の推移だ。グラフの中央赤い線の部分、統合失調症の患者数は平成26年の時点で77,3万人。ということは日本の人口1億2千万人から見て、約30万人程度の統合失調症だけど通院せずに治療もしていない人たちがいる計算になる。中には家族が家に閉じ込めている座敷牢のケースも考えられる。だけど少なく見積もっても、20万人くらいは野放し状態だと推測される。この前、京都アニメーションの放火事件という痛ましい事件もあった。犯人は統合失調症の可能性があるようだ。私は自分が統合失調症だと自覚していない人たちが、同じような事件を起こすことを危惧している。
日本には自分が統合失調症なのに投薬治療していない人が約30万人いる
統合失調症は投薬治療を受ければ治まる病気だ。なのに身内に見放されたのか、身寄りがいないのか、それとも頑なに通院を拒んでいるのかわからない。理由はあれど、明らかに頭のおかしな人は私も東京に住んでいた時分によく目にしたことがある。大体が突然、奇声を上げたり、わけもなく一人で騒いだりしている人たちだった。私はこれらの頭のおかしい人の多くを電車のなかで見かけることが多かった。彼らは明らかに普通じゃないことは誰が見てもわかった。そんな彼らは統合失調症ではないのかもしれないが、精神病棟に隔離しておいた方がいいと当時の私は思っていた。しかし実際に統合失調症の人と近くなるにつれ、統合失調症は別に悪い病気ではなく、投薬治療さえしっかり行えば通常の生活はもとより、健常者よりも仕事ができたり、物事を迅速に熟せるだけのバイタリティーもあることがわかった。
警察は頭のおかしい人を強制的に病院へ送致した方がいい
日本にはおよそ30万人もの統合失調症でありながら治療を受けていない人がいるという現実がある。日本の警察は事件や事故が起きてからしか行動できない。凶悪で野蛮なテロ行為を未然に防ぐためには、ネットや町中にいる明らかにおかしい人たちを治療することだ。明らかに頭のおかしい人は言動や行動を見れば誰でもすぐわかる。その人たちを見てみないフリをしてしまう私を含む現代人も、ある意味では違う病に侵されてしまっているのかもしれない。変な奴には関わらない方がいい。自分さえ安全であればいいという病だ。
警察にあまり負担をかけるのは望ましくないが、頭のおかしな人を強制的に病院に送致し、然るべき検査を受けさせ、統合失調症であれば即治療させるくらいの権限を警察に持たせたほうがいい。一刻も早くそういった制度を作らないと、また同じようなテロ事件が日本でいつ起きても、全く不思議ではないと思うのだ。
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はじめまして。浜田さんは統合失調病をばかにしてますよね<だから母親にも父親にも捨てられるんですよ。家族に捨てられるって本当に性格悪い男なんですね、