離婚の理由や原因とは?第一位は「性格の不一致」。真剣に話し合うから離婚になるんだ!
離婚率世界ランキング第6位の日本は、割合的に3組に1組が離婚していると言われています。
ぼくの母親も2度離婚していますから、小さいころから離婚を身近に感じていました。
では一体なぜ愛し合って結婚したにも関わらず、人は離婚という道を選んでしまうのか?
まずは下の表をご覧ください。
以下は、司法統計年報(2014)性別離婚申し立ての動機別割合の推移(1975-2014)によるデータを表にまとめたものです。
離婚の主な原因(男女合計) | ||
---|---|---|
順位 | 割合(%) | 主な理由 |
1位 | 210,2 | 性格の不一致 |
2位 | 84,2 | 精神的に虐待する |
3位 | 69,1 | 異性関係 |
4位 | 64,2 | 暴力を振るう |
5位 | 64,1 | 生活費を渡さない |
6位 | 47,6 | 浪費する |
7位 | 44,8 | 家族親族と折り合いが悪い |
8位 | 42,6 | 性的不調和 |
9位 | 32,8 | 家庭を捨てて省みない |
10位 | 25,1 | 同居に応じない |
11位 | 17,8 | 酒を飲みすぎる |
12位 | 16,9 | 病気 |
出典資料: 司法統計年報(2014)
※なお、申立ての動機は、1件につき3個まで重複計上してあるので、各動機ごとの割合は、動機延べ数に対してではなく、申し立て総数に対する比率である。
離婚理由第一位は「性格の不一致」
圧倒的第一位は、やはり性格の不一致です。
これは今も昔も変わらずで、性格や価値観が合わないと一緒に生活していくことが苦痛になるからということでしょう。
長く同棲していたカップルは、こういった理由で別れることは少ないと思われますが、比較的付き合いが短いカップルは、いざ一緒に暮らしてみて初めて性格が合わないことに気づくことになります。
外見はすぐに好き嫌いで決められますが、相手の性格は隠している部分もあったりするので、簡単には見抜けないところが問題ですね。
真剣に付き合うから別れになる
「真剣なお付き合い」や「真剣な交際」などといいますが、ふざけて付き合いましょうとは誰もいいません。
百歩譲って、お付き合いの段階では真剣でないくても、いざ結婚となると誰だって真面目になりますよね。
それから結婚生活が始まるわけですが、結婚生活を営んで数年経つと上の表のような理由で離婚するカップルも出てきます。
「お互いに真剣に話し合った結果、このような離婚という形を取ることになりました」
芸能人の離婚会見で聞いたことある人もいると思いますが、この言葉を正直に捉えるならば、「真剣に話し合った結果」という部分に問題があると思いませんか?
そうなんです。
男女でも友達でも兄弟でも親子でも人と人とが真剣に話し合うと、ろくなことが起きないということなんです。
これはプライベートなことに限ってではなく、仕事の面でも言えることです。
お互いにめちゃくちゃ真剣にぶつかり合うと、十中八九揉めます。
ケンカになります。下手したら殴り合いの末、警察沙汰になります。
親しき中にも礼儀ありで、お互いを尊重しながら、程よい距離感をとる。
部下は上司の意見が間違っている思っていても、意見をすり合わせていく。
ビジネスでは不要な争いを避けるため、他人とのあうんの呼吸で成り立っている部分があります。
ところがどっこい。
これがいったんプライベートになると、真面目にぶつかり合ってしまい、挙句の果てには、確執が起こります。
もちろん仕事上でも意見や考え方の違いで派閥ができたりしますけど。
まとめると、人とは真剣に付き合うのではなく、冗談交じりで楽しく付き合うのが最上のではないかということなんです。
みなさんも自分が真剣になって話している時には、この真剣に真面目にしていることが本当に正しいことなのか?自問自答してみてくださいね。
ぼくはこれで何度も失敗していますから。
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