【話を聞く技術】傾聴の技術を学べば話の聞き方が変わる!

f:id:hamaren:20161022023622j:plain

傾聴って知ってますか?ぼくは最近まで知りませんでした。傾けて聴くの言葉通りに身を入れて話を聞くという意味なんですが、その聞き方の技術が素晴らしかったので、ご紹介します。

 

コーチングの技術なので知っている方は、すでに知っていると思います。

傾聴には三段階の話の聞き方があります。それぞれを詳しく見てきましょう!

スポンサーリンク

第1段階・内的傾聴

内的傾聴とは自分自身に意識を向けた話の聞き方です。

ほとんどの人は、この方法で他人の話を聞いています。というのも他人の話を親身になって聞いているようで、自分の詳しい分野の話をされたら誰だって、その話について語りたくなります。だからついつい相手の話を遮って自分の話をしてしまいがちです。それと同じく、ツッコミどころ満載の話をされた場合は、「それは違うよ」などの否定的な言葉を発してしまいがちです。

 

他には相手が話している最中に次に自分が話す内容を考えながら聞いていたり、何か別の作業をしながら、相手の話を聞いていたりすることを内的傾聴と言います。

第2段階・集中的傾聴

これは全神経を傾けて相手の話を聞く姿勢のことです。例えツッコミどころがあっても、相手の話の腰を折ってしまうようなことはせずに、ゆっくりとせかさずに聞くイメージです。

 

この集中的傾聴で話を聞かれた相手は、自分の話を最後まで聞いてくれていると感じてとても満足します。

 

ゆっくりと相槌を打ちながら、相手の話に興味をもって聞けば良いのです。

 

途中アドバイスなどをしたくなっても我慢してください。問題(悩み)の解決策は相手に考えさせて、相手に答えを見つけさせることが理想です。

第3段階・全方位的傾聴

これは集中的傾聴をしながら、相手の話だけでなく、話し手のしぐさや動作、表情、声のトーン、全体の雰囲気などにも注意を向けて聴く、傾聴の最終形態です。

 

聞き手の返しとしては「~のように聞こえますが、本当のところはどう思っていますか?」など話し手の気持ちはどこにあるのか?本音は?本心は?といったことに気を止めながら、聞いていきます。

 

話し手の僅かな変化も見逃さないように、注意して真剣に話を聞きます。

 

話す側からしたら最高の話し相手(理解者)を得られたような感じがして、うれしく思うことでしょう。

他人の話を聞くのには訓練が必要

人の話を真剣に聞く人は少なく、ただ漠然と話を聞いている人がほとんどだと思います。それに真剣に聞いているつもりでも、見当違いなアドバイスをしてしまったり、自分の経験談を長々と語ってしまったり、なかなか相手の話を100%真剣には聞けないものです。

 

話を聞くためには、技術があって、それを習得するためには訓練が必要で、日本にはその技術を習得している人はかなり少ないと思います。

 

ぼくも若い頃にこの方法を知っていれば、多くの友達を失うこともなかったでしょうし、多くの女性に嫌われることもなかったはずです。

 

今さらですが、これから知り合った人の話は、傾聴の技術でもって真剣に話を聴きたいとと思います。

 

がんばるぞーー!

 

参照書籍:マンガでやさしくわかるコーチングを読んでわかったことを今回記事にしてみました。