北朝鮮のミサイルが東京に到達するまでの正確な時間

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画像:国民保護 弾道ミサイル落下時の行動について | 政府広報オンライン

北朝鮮のミサイル発射に備えて政府がCMを流している。このコマーシャルの効果がどのくらいあるのかわからないが、まさかの事態に備えて国も様々な対策をしていますよというアピールだろう。アピールもいいが、迎撃ミサイルも100%ではない。すべてはミサイルを撃ち落とされてからでは遅いのである。

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北朝鮮から東京までの距離

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画像:【業務向け】地図上の距離計測 (2点の住所から算出)

北朝鮮の核実験場(豊渓里)から東京までの直線距離は、1100,5km(1100453m)になる。

ミサイルの到着時間を計算

ミサイルの到着時間を放射運動の公式を用いて計算してみた。打ち出し角度、到達距離、重力加速度から割り出される。

 

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参考:放物運動(角度と距離から計算) – 高精度計算サイト

角度80度。距離1100453m。重力加速度9.80665。から割り出される結果。

速度5,617メートル毎秒。時速20,221km。滞空時間1,128秒(18,8分)となる。滞空時間が到達時間である。北朝鮮(豊渓里)からミサイルが発射されて、およそ19分で日本の首都東京に着弾することがわかる。

 

※これらは空気抵抗を無視した計算であり、実際には直線的に飛行してくるわけではない。

より正確な時間を計算

Q、ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか。

A、例えば、平成28年2月7日に北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から発射された弾道ミサイルは、約10分後に、発射場所から約1,600km離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています。

引用:弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&A | 国民保護 弾道ミサイル落下時の行動について | 政府広報オンライン

政府の回答によれば「東倉里から発射されたミサイルが1600km離れた沖縄に10分で着く」とある。これを先ほどの式に当てはめてみる。

角度80度。距離1600000m。重力加速度9.80665。から割り出される結果。

速度6,773メートル毎秒。時速24,383km。滞空時間1,360秒(22分)となる。この22分の半分以下のスピードで着くとはいやはや参った。何分くらいで飛んでくるかは、式で計算した答えを2で割れば、より正確な時間が割り出せそうである。

まとめ

他のサイトも調べてみたが、みな同じような結論になっていた。大体8分前後が多かった。そんな短時間では為す術もない。もしぼくの住んでいる中野区に着弾した場合、ブログの更新はストップする。最後は愛してるよと言って死にたいが、残念ながらぼくの傍には愛する人はいない。頑張らねば。