看護協会のブラック過ぎる実態をみた
今日も新宿に仲良くしている看護婦さんと飲みに行きました。(正確には昨日)
その後はもちろん、うふふな展開にはならず、ぼくは徒歩で自宅まで帰ってきて、こうしてブログを更新している。酒に酔った頭で。
看護協会のブラック
そろそろぼくに飽きられたころだと感じ、メールの返信がないと不安になってしまうけど、そんなこととはつゆ知らず、看護婦さんの愚痴大会は幕を開けた。始めは単なる職場の人間関係的な悩みかと適当に相槌を打っていた。でもよくよく聞いてみると、ブラックな看護師界の闇が見えてきた。これが看護師のブラックかとぼくは息巻いた。そのナースさんが言うには、看護師には看護協会なるものがあり、それに半ば強制的に入会させられるのだとか。で、入会金と年会費の年4万円を給料から天引きされ、論文を発表しなければならず、と、サービス残業並みに過酷な労働環境にあるという。
しかも論文を書いて発表しても給料には一切反映されず、ほとんど意味をなさないのだと。だから誰も看護協会には入りたがらず、でも半強制的に看護主任や看護長からのお言葉により、入らざるを得なくする手口は、まさにブラック企業そのものではないのか。
ぼくは残ったレモンサワー片手にうんうんとナースさんの話にただ頷くしかなかった。「ブログに書くよ」とは一応断りを入れたが、納得してくれているのかすらわからず、ナースさんは話し続けた。網の上のカルビがカリカリになり、やがて炭に変わった。口に運ぶと苦味が広かった。サワーで流し込む。春味。スプリングイズカミング。
看護師の給料がブラック
看護師の給料が安い。ボーナスはあるが、それにしても月給が安い。病院にもよるが手取りで22万円ほどにしかならない。しかも週一で夜勤もしてだという。それにもっと言うと給料は頑張っても上がらないのである。勤務年数がモノをいい。どんなに仕事ができても給料は規定通りしか支給されないから、当然やる気は起きない。
それに責任を取りたくない主任や責任者的な立場にいる看護師たちは、ナースコールも取らずにクレームが起きないように行動する。どんなにナースコールが鳴り響いていようとも、一度取ってしまえば、受けた人の責任になってしまうため、取ろうとはしないのだ。といった具合に散々な看護師の闇を聞かされたぼくであった。
思い悩む
面白い返しの一つも言えずに。
ぼくは嫌われてしまうのか。嫌われたくない。好きだ。これは愚痴ではないのだ。ナースさんがぼくに囁く愛の讃美歌なのだ。決して美しい言葉の羅列ではないけれど。幸せにしたい。でもぼくにはお金がない。だから幸せにできない。どうしよう。ぼくは看護師のブラックさをこうして日記に書き綴るしかないのか。ぐはぁ。冗談じゃない。ナースは白衣の天使なんかじゃない。じゃないじゃない。深夜の新宿歌舞伎町にぼくの叫びだけが、やまびこのようにこだました。ブタッキーな夜。きっびしー。
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