人の喜ぶものを作りたい。人のお役に立ちたい。
私がなぜこの歳になってプログラミングを始めたのか。始めなければならないと感じたのか。
人の喜ぶものを作りたい。人のお役に立ちたい。
役立たずでろくでなし。そんな人生を若かりし頃の私は歩んでいた。30代に入り、35才を超えた辺りから人生が混沌としてきた。40才手前で更に人生が下降していった。仕事は徐々に肉体的にきつくなった。そして一番私を苦しめたのはケアレスミスだった。20代の頃は間違えなかったところで躓くようになってしまったのだ。始めは単純な計算ミスから始まり、ミスがミスを呼ぶようにミスが多発していった。20代ではこんなミスはしたことがなかった。仕事への自信喪失だった。
このままでは私はあと30年くらいしか生きられないのではないか。そういった焦りと焦燥感が私を更に苦しめることになった。人間、能力の衰えを直に感じると、あれこれやり始めるものでブログもその一つだった。小説を書いてみたり、Youtubeをやってみたりと果敢に挑戦してみた。結果的にどれもうまくはいかなかった。そして最後に辿り着いたのがプログラミングだった。人によって好きなことや趣味は違う。好きなことをやってお金が稼げれば最高だ。お金を稼ぐには趣味を趣味で終わらせるのではなく、他人を喜ばせる趣味、他人に役立つ趣味にすることに知恵を搾る必要がある。
youtubeに例えると人を喜ばせる(動物系、癒し、笑わせる)動画か、人の役に立つ情報(知識系、レビュー)が多い。ブログも同じく。
人は他人にとって自分がどのくらい必要とされているかをいつも気にしてる。必要とされれば喜び、無視されれば悲しむ。悲しみの先には不幸があり、喜びの先には幸福がある。人を喜ばせるものを作るか、人に役立つものを作るか。考えれば考えるほどすべてが愚かしくなってくる。常時そんなことばかり考えている人間は卑しい人間か暇人かのどちらかだ。私は卑しくて醜い暇人なのだ。
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