自分の才能のなさに唖然とする

また無職になって1ヵ月が経とうとしている。

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自分の才能のなさに唖然とする

私がプログラミングを本格的に学び始めてから約半年が経った。独学でプログラミングを学習していると、ふと自分が10代20代だった頃のことを思い出した。

私は10代の頃は学業をあまりせず、遊びに仕事に交友関係にと忙しく楽しかった。20代も前半までは10代の頃と同じような感じだった。問題は20代後半に差しかかってきた頃のこと、私は今と同じように仕事もしないで推理小説ばかり読んでいた時期がある。実は推理小説家になりたかったのだ。自慢じゃないが国内外の有名推理小説を100冊以上は読んだ。しかし実際にペンを握って小説を書こうとはしなかった。理由は書きたい構想がなかったからだ。時は過ぎ、30代に突入し再び思い返したかのように今度はパソコンで小説を書いてみたが酷い文章だった。しかも推理の推の字もない、ただの青春もの。オチも平凡。どちらかと言えば小学生が書いた読書感想文に近い。やはり限りなく中卒に近い通信高校卒では小説家は厳しいようだ。もっと努力すれば形になったかもしれないが、私は努力を止め、推理小説家になることをあきらめた35歳の春。

 

今やっているプログラミングは何とか挫折しそうになりながらもあきらめずに続けている。小学生時代にやったファミコンのドラクエ3のレベル上げのようにコツコツやっている。ドラクエの世界ならこのまま行けば最後には魔王を倒し、世界に平和が訪れる手筈ではあるが遊び人は悟りの書というアイテムがないと賢者にはなれない。いくらレベルを上げても遊び人のままなのだ。