地獄のような格差社会を無くすには資産家からお金を分配してもらうしかない

有名な2014年の世帯分布を見ると6割以上の世帯で家計資産額が平均を下回っていることがわかる。

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地獄のような格差社会を無くすには資産家からお金を分配してもらうしかない

https://www.stat.go.jp/data/zensho/2014/pdf/gaiyo4.pdf

なぜ富める者は富み、貧する者は貧するのか。理由は相続にある。親が金持ちの子どもは金持ちになり、親が底辺の子どもは底辺になる。これを解決する唯一の方法は以下の図で示した通り、資産家のお金を中央値以下の世帯、いわゆる準中流以下層に分配する方法だ。


世界のお金には限りがある。すべてを平等に70億人に分配すると全員が貧困層になってしまう。そうではなく持っている人から貧困層へ分配することによって、全体を総中流に均すのだ。勘違いされると困るが私は別に資本主義から社会主義にしたいわけではない。格差がある一定以上に広がってしまったならば、資産を持っている人が資産のない人に分配する。これを繰り返すのだ。格差社会は相続税率を99%にするくらいしないと是正されないのだ。自分が一生かかっても使い切れないほどの資産を保有している人間は、分け与えるという人類みな兄弟という思想がない。人類みな家族以外はどうでもいいなのだ。自分さえ良ければいい。自分の家族さえ助かればいい。あと数年もすれば日本も格差が今以上に広がって、底辺には地獄のような世界が待ち受けている。底辺は底辺なりに幸せに暮らす方法もあるだろう。しかし本当にそれで満足のいく人生を歩めるのだろうか。買いたいものも買えず、やりたいこともできない。本当にそれで幸せなのだろうか。私は中流が一番幸せになりやすいと思っている。問題なのはお金を必要以上に持ち過ぎている人間がいることと、持たな過ぎる人間がいることだ。正確には今の世の中は頑張っている人が報われる社会ではない。報われる人もいるかもねという社会だ。しかもできることには金銭的にも制限のある底辺は、十分な教育も受けられないので一生底辺をさまよい続ける運命にある。そこからの脱却は金銭的な援助もなければ極めて困難だ。資産家の人は自分の資産を死産にせず、分配するという方法でこの地獄のような格差社会の人類の問題の解決に貢献して欲しいものである。