あつまれどうぶつの森をやった
正確にはアイコさんが今日発売のあつまれ森をどうしてもヤリたいらしく、5500円叩いて購入してきた。
あつまれどうぶつの森をやった

あつまれ動物の森(略称、あつ森)とはただゲームの中で生活を営むというだけのゲームだと私は解釈している。ゲームの中で釣りをしたり、蝶を捕まえたり、家を建てたり、DIYをしたりするゲームだ。
このゲームの魅力は分かる人には分かるがわからない人にはまったく分からないと思う。私が思うにこのゲームの一番の魅力は現実逃避なのだと思う。リアルな現実社会では家を建てることも、気ままに虫を追いかけたり、釣りをするのこともできない。ましてや不細工で器量が悪かったりして現実社会でいじめられたりしている。そんな過酷な現実に立ち向かい変えるよりも、ゲームのような仮想現実世界で生きることに楽しみを見出す。弱者のためのゲームではないかと思う。例えるならばあつまれ弱者の森ではないか。
世の中は常に弱者と強者が存在しており、言葉は悪いが強者が弱者を虐げることによって成り立つ資本主義という社会構造なのだ。現に資金を潤沢に持つ資産家は末代まで資産家なのだ。あつまれ資産家の森である。何でも金に物を言わせようとする恐ろしい森である。悲しいことに弱者は一生資産家には成れないのだ。しかしこのゲームの中では弱者も強者も存在しない世界がある。そこに我々は魅了されるのではないか。あつ森の前にあつ森なしと言われるように、あつ森をプレイする人のスタートラインは皆同じ。昔のゲームとは違って上手い下手は関係ない。あるのは平和な世界のみ。私がそんな森の住人たちに嫉妬してしまうのは悪いことだろうか。そして全世界で大流行してるパンデミックな新型コロナウイルス。コロナによってもたらされる被害は甚大。しかしそれによって考えさせられることがある。人間にとって何が大事で何が大事でないかということを。
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