沖縄に来て1年、まだ友達ができない

一体いつになったらできるのかわからない。友達とまでいかなくても、飲み仲間は欲しい。妻のアイコさんは居るがたまには違った人とも話したい。男同士のトークに華を咲かせたいのだ。東京にいたときはブロガー仲間もいたのでたまに一緒に飲みに行ったりできた。でも沖縄では誰もいない。

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沖縄に来て1年、まだ友達ができない

沖縄に住んでわかったことがある。私は沖縄の人に対して勝手に活発で社交的なイメージを持っていた。しかし現実は真逆で大人しい人が多かった。基本的に冗談を言って笑わせようとするようなサービス精神旺盛な人も少ない。沖縄の人はルーズな人が多いイメージを持っていたが意外と真面目な人が多いことに驚いた。


東京にいた頃、立ち寄った本屋で人望が集まる人の考え方という本を読んだことがあった。その名の通りタイトル通りの内容が書かれた本だった。私は思わず頷いたが結果的に私の人望が上がることはなかった。むしろ下がる結果となってしまったことに大いに驚いた。なぜという疑問符だけが独り歩きした。なぜ、どうして、誰も、高校の同級生たちは私が通信高校だったことと、一度工業高校を中退したことでまったくその後を知り得ない。だったら遡って中学時代の同級生はと言えば、それすらも数十年前に久しぶりに電話したら宗教の勧誘などと勘ぐられ、変な疑いをかけられてしまい、がっくりと肩を落とした記憶がある。私としては久しぶりに会って、酒でも飲みたいなと思っていたが、そんな誘い文句すらおくびにも出せなかった。当時は酒など飲まずに仲良くしていた友人たちも、それが夢であったかのように不思議と疎遠になってしまった。私は夢を見ていたのだろうか。現実に戻り10代の頃の友人たちがダメだとすれば、もはや残された手は新しい友人を作るか、再度の掘り起こしを模索するしかないのである。


ただし今は新型コロナの影響で人と会うことは自粛されている。私も自分なりにがんばって自慰を自粛してはいるが、それに一体何の意味があるのかと冷静に考えてしまい先週の三連休を終えた辺りから、少々自慰疲れを起こしてしまっているきらいがある。友人ができない真の原因が自分の下品な言動に起因しているのだとするならば、私は一生、真の友人ができないのではないかと不安に思う。今は酒だけが唯一の友人である。