企業説明会を受けた

職業訓練校で企業説明会を受けた。その企業はまだ社員がいない起業したばかりの企業だった。訓練生10人くらいでWeb会議ツールを使って社長の話を40分聞いた。

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企業説明会を受けた

大まかな内容は、会社設立からの経緯と重役たちの輝かしい経歴、仕事内容、キャリアアップなど、当たり障りのない内容だった。まだスタートしたばかりの会社で重役が50才~60才以上という高齢IT企業だった。エンジニアはまだ一人もいない状態だが、会長を始め重役の経歴がIBMなどITの第一線で働いてきた、この道40年という人ばかりだった。つまりそういう人たちが、定年前に集まって何か自分たちで楽しいことをやろうとして作った友達会社なのである。友達同士で設立した会社で仕事はどんなものなのか。話を聞くに、その実情は天下りで、某大手企業から仕事を下ろしてもらうだけだった。

最後の質問コーナーで、給料や残業有り無しなど、一番気になることを質問したかったが、社長がその辺の話を一切しなかったので、言いたくないんだろうなと勝手に邪推してしまい、聞けずじまいに終わってしまった。資料によると初任給16万~だった。

一通り社長の説明を聞いた感じでは、私のような39歳未経験者でも雇ってくれそうな感じはした。5人~20人、ゆくゆくは40人くらい雇いたいと話していたからだ。しかし給料面や残業など、かなりシビアな待遇になっていると予想がつく。しかもJavaをつかった製造業システム制作&保守、しかもJavaの会社独自フレームワークを使っているので、自分でガシガシコードを書くということはあまりしなくていいと言う。入社してから3ヵ月は研修を行ってくれるらしいので安心できはするが、プログラミングがかなりできる優秀な人ではなく、決まりきったメンテナンスしやすいわかりやすいコードを書けることができる人を雇いたいと言っていた。つまり仕事自体はあまり面白いものではないということだ。しかし私は会社を選べる立場にはない。どこでもいいから潜り込むことがまずは先決なのである。