ジョブカードは作る意味ない
ジョブカードはいらない。即刻廃止せよ。今日、職業訓練校で就職支援セミナーがあった。正直きつかった。1日中、ジョブカードについて説明され作らされた。
ジョブカードは作る意味ない

コロナ禍の中、教室に40人が三密状態で座らされ、自己理解だのなんだのと1日中、就職支援と称してジョブカードを作らされた。ジョブカードとは職務経歴書のことだ。面接に行く際に、そのジョブカードが必要だと説明された。つまりジョブカードと職務経歴書と履歴書の3通が面接するときに必要だと力説するのである。だが、話を聞いていくとどうやらジョブカードの提出を望んでいる企業は存在しないようで、職務経歴書と履歴書だけで十分だと講師自身が言っていた。なぜならジョブカードに書かれている内容と職務経歴書に書かれている内容はまったく同じだからだ。なら、なぜ何時間もかけて意味のないジョブカードなどを作らなければならないのか。調べてみると、ジョブカードは一度、有用性が低い(効果に疑問符)という理由から民主党時代の事業仕分けで、蓮舫議員に仕分けされた制度なのだ。しかしその後、復活。一度は廃止されたものの再度復活した理由は定かではない。
2010年頃に廃止され、復活した制度を10年経った今でも厚生労働省が普及活動をしているのである。まったく普及しないジョブカードの普及活動をしているのだから笑うのを通り越して呆れてしまった。こんな無駄なことに時間を使わされ、しまいには多額の税金が投入されていると思うとやり切れない思いがある。
役所や官僚の頭の良い人たちの考える制度はことごとく失敗に終わる。頭の良い人間に制度設計はできない。その証明の一つが、住基カードであり、マイナンバーカードであり、ジョブカードなのである。
コメントはこちら
コメント一覧
浜田さん、間違ってもエスアイヤーにだけは取り込まれるなよ。自社開発のプログラマー目指して頑張れ!
エスアイヤーさんへ、激励ありがとうございます。
一点突破、頑張りたい所存でございます。
失業中の者ですが考えさせられる記事でした。
確かに企業がジョブカードの提出が必要ない所が9割以上占めているのに
何の為にやるのかと思ったら税金が投入された事業何ですね。
使い道が無いから無理やり職業訓練に繋げているのは納得です。
てつつさんへ。失業中ですか。いろいろ大変なことと思います。ジョブカードのような無駄な事業は他にもありそうですよね。税金の使い方に問題がありそうです。
有効性があるのなら
頑張って書きたいですが
書かれている通り殆どの企業で採用されていない時点で
相当に意味が感じられません
税金の無駄だけでもなく時間の無駄なんて改善して欲しい所ですよね
てつつさんへ。本当にそうです。時間の無駄です。人生は下らないことの連続です。
ジョブカードは、履歴書、職務経歴書を作成するための資料として活用するものです。
ジョブカードを作られた方はお解りになると思いますが、今までの職業人生を振り返り、棚卸をする感覚で、個人情報として自分だけが保管できるものです。仕事を転職したり、部署を異動したら、その都度追加していきながら、職業人生を終わるまで活用するものです。
ジョブカードを要求している企業は、職業能力証明シート(3-3-1-1)が、その人の職業訓練で指導員が客観的に評価しているので、必要としている企業があります。 最後にジョブカードの作成は強制ではありませんので、自分が必要ないと思ったら作らなくても構いません。
しんどんさんへ。必要ないと思ったら作らなくても構わない程度のものなら、初めから作らない方がいいです。時間の無駄です。