建設現場できつい雑工派遣の仕事が終わった

正直言ってきつかった。半月以上に及ぶ狭小ビジネスホテル暮らしで精神的にも苦痛だった。

スポンサーリンク

建設現場できつい雑工派遣の仕事が終わった

仕事は3Kを字で行く土木雑工。年下にあごで使われ、土ほこりに中、鼻の穴まで真っ黒になりながら重たいものを運ぶ。その日やることはその日にならないとわからない。掃き掃除だったらラッキーだが全身土ほこりまみれになるので作業着が真っ白になる。マスクはつけているが、つばに砂利が混じる。

肉体労働以上に一番つらかったのは人間関係だったが、労働の疲労も並大抵ではなかった。特に階段の上り下りが想像以上にきつかった。しかもビジネスホテルのボディーソープが肌に合わず、太もも周辺に謎の発疹ができた。原因はわからないが、たぶん何かにかぶれのだと思う。痒くて仕方がない。

現場作業中には何度も危ない目に遭った。危うく大怪我するところだった。鋭利な針金や鉄筋が足に刺さったりした。扉に指を挟まれたりもした。そのような地味な危険は毎日あった。だが私はやり遂げた。始めは膝が痛くなり病院に行って痛み止めを飲みながらの仕事になったりもしたが、途中で投げ出さずに定められた期間を乗り越えたのだ。我ながら自分で自分を褒めたいと思う。痛みに耐え、よく頑張った!感動した!そんな独り言を言ってみたいのである。