犯罪者になる確率が最も高いのは学歴が高卒以下で独身で孤独な人

2021年4月17日

人はなぜ犯罪者になるのか。私は長年の研究にわたり一つの答えに行き着いた。

スポンサーリンク

犯罪率職業別ランキング

私は職業別で犯罪率をネットで調べた。すると、とあるサイトを発見した。

下のサイトを見ると、長年の疑問だった「人はなぜ犯罪者になるのか」という答えに繋がるヒントがあった。

刑法犯の検挙人数が多い職業ランキング

ランキングを見ると、つまり以下の2点のことがわかる。

・土建業や無職、飲食業で働いている人が犯罪を犯す確率が高いこと。

・主婦(主夫)が一番犯罪を犯す確率が低いこと。

結婚していない人が犯罪者になる確率が高い

上図は私が統計表一覧 政府統計の総合窓口で以前調べた受刑者の配偶関係だ。

グラフを見るとわかるのは、結婚している人よりも、結婚していない人の方が犯罪を犯す確率が高いことだ。※離別とは離婚して再婚していない人のこと。

低学歴(高卒以下)が犯罪者になる確率が高い

上図も以前、私が政府統計表を調べてグラフにしたものだ。ここからわかるのは犯罪者の学歴のほとんどが高卒以下だということだ。

犯罪者になる確率が最も高いのは学歴が高卒以下で独身で孤独な人

以上のデータを鑑みてわかるのは、犯罪者になる可能性が高いのは、職業別では土建業や無職、飲食業。学歴は高卒以下で結婚していない人ということになる。

反対に一番犯罪者になる可能性が低いのは主婦(主夫)になる。

まとめると犯罪者になる確率が高いのは学歴が低く、独身で孤独な人である。

人はどのような人であれ環境が変われば犯罪者になる可能性がある

このブログを書いている私の学歴は高卒で、土建業も飲食業も無職も経験している。そして今は主夫である。一番犯罪を犯す確率が高い集団から、一番犯罪を犯す確率が低い主夫まで経験している。その経験から踏まえてわかることがある。

人はとかく犯罪者を自分と異質なものだと捉えがちになるが、人はどのような人であれ、環境が変われば犯罪者になる可能性があるのだ。私は絶対に犯罪を犯さないと思っている人ほどアブナイ人はいない。今の時点で犯罪を犯していないのは、自分の理性や倫理観が他人よりも優れているからではなく、ただ単に育ってきた環境や、今置かれている環境が良いだけだ。そこを勘違いしてはいけない。自分の意志ではなく、単なる偶然の産物によって、今犯罪を犯していないだけなのだ。

犯罪を減らす方法

結論、犯罪を醸成する根底にあるのは孤独と低学歴であることが判明した。

土建業や飲食業で働く人に高卒以下が多いこと。無職は犯罪者になる確率が高いこと。主婦(主夫)の犯罪者が一番少ないこと。

すべてを総合して考えると、犯罪を減らす方法とは、一般的な大卒以上の学力や教養をすべての人間に与え、かつ一人一人が孤独にならない社会を構築することではないか。

別に私が言いたいのは、高卒だからダメとか、独身だからダメとか、結婚しているから良いという単純なのものではない。犯罪を犯した者を死刑や刑務所に隔離して排除してしまうのは、本来協力し合って生きる理想的な人間像から遠くかけ離れている。

犯罪者を減らす方法はないのか。そのためにできることはないのか。そういうことを考え行動したいのだ。一人でも不幸な人間を生まないためにも私たちにできることはあるはずだ。