坂道を転がるような人生
思い返せば40年間の人生において良いことなどなかったに等しい。しかしすべて悪かったかと言えば、そうとも言い切れない。
坂道を転がるような人生
今は無職の身の上だが、借金もなく結婚もできたし大病を患っているわけでもない。考えようによっては幸福なのではないかと思う。物理の法則に則れば、坂道を転がる石ころは同じ力学に従えば同じ道筋をたどって転がる運命にある。私の人生もまた坂道を転がる石ころと同じように、高卒の両親の間に生まれ、とくに秀でた頭脳もなく、運動神経も悪く、顔も人並み。そんな人間が魑魅魍魎跋扈する資本主義経済を生きて行かなければならない苦痛は想像以上のものがある。しかしたとえ坂道を転がり落ちようとも生きていかなければならないのだ。生きて生きて生き抜かなければならないのだ。また新たに始めたYouTubeもアフェリエイトブログも一寸先は闇。どうあがいても転がり落ちるしかないのだ。そう簡単に浮上できる世界ではない。だからこそ川の流れに身を任せるしかない。流れに逆らってばかり居ては苦労しかないのだ。私は石ころではない。人間なのだ。
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