便利屋のアルバイト辞めました

普通の仕事はないのか。便利屋はよくよく考えたら労働条件が悪すぎた。

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便利屋のアルバイト辞めました

先週始めたばかりのアルバイトだが、一旦11月くらいまで辞めようと思う。なぜなら暑いからだ。沖縄の炎天下の直射日光は尋常じゃない。命の危険を伴う。

他にも辞めた理由は、現場までの移動時間、休憩時間、最後のゴミ捨て時に時給が発生しないことだ(それぞれ各1時間くらいを要する)。一日の中で、計3時間も時給が発生しないのだ。単純計算で、朝7時集合~17時終了の場合、10時間拘束で日給7000円。時給にすると700円になる。沖縄県の最低賃金が今792円なので、最低賃金を割り込んでしまうのだ。

 

 

上写真は実際の現場。一度目のゴミ撤去、草刈り後。

 

百歩ゆずって、これで仕事が重労働でなければ我慢もできる。しかし便利屋の仕事は基本、草刈りになる。自分のような重機の免許もスキルも何もない人間には、肉体を酷使する仕事しか回ってこない。草刈りというのは、ただ草を刈っているだけでなく、草を刈る前に植木鉢やコンクリートブロック、粗大ごみ、鉄くず、鉄筋などを撤去する作業がある。最後に刈った草やゴミを集めてトラックに積み込む。その量が半端じゃない。

加えて、ケガをする危険が常に付きまとう。至る所から鋭利な尖った鉄筋が突出していて、刺さったらひとたまりもない。私は痛みに極端に弱い性質の為、できる限り危険を伴う仕事はやりたくない。でも私が応募して受かる可能性のある求人には、そんな危険な仕事しかない。安全なデスクワーク系の仕事は書類選考で即落。面接までたどり着けない。仕事が無いならしょうがない。もうサラリーマンはあきらめて、自分で事業を起こす、起業するしか道はない。しかし、そんな資金は手元にない。実家の親も団地住まいで資産と呼べるものは何もない。だから借金したくても担保がない。本当に、ないないづくし。あるのはちっぽけなプライドと、世間に対する憎しみと、人一倍強い性欲だけである。それが高卒40男の現実なのだ。

夢なら醒めてと、強く、願う。