10代の頃に戻ってやり直したい
恋の話。いつになく酔っぱらっている。酔いが回ると度々思い出すことがある。たんなる浅い夢だ。僭越ながら、そのことをここに書き留めておきたい。
10代の頃に戻ってやり直したい
中学3年生のころだった。私は恋に落ちた。中島さん、下の名前もはっきりと覚えている。ただ、私は一度も下の名前で呼んだことがない。私がその子を知ったきっかけは、隣の教室で男友達?と、楽しそうに話していたのを目撃したときだった。中島さんは短いスカート姿でショートカットのよく似合う、健康的な女子だった。楽しそうに話すその笑顔。私はやけに丈の短いスカートに釘付けになった。
しばらくして風の噂で彼女の家は貧乏な家庭だと知った。彼女は中学の3年間、ずっと同じジャージと同じ制服を着ていた。彼女が中学3年になる頃には、ジャージや制服はちんちくりんになってしまっていて、体に合わないサイズになっていた。そんな彼女に私は興味を持った。惹きつけられた。下校時間、私は彼女を尾行した。一定の距離をとってバレないように慎重に後を付けた。そして彼女が団地に住んでいることを知った。
私は一度だけ彼女と会話を交わしたことがある。下校時間、勇気を振り絞って「一緒に帰りませんか」と言ったことがある。彼女はそんな私を見て驚いた様子に見えた。「ごめんね、バスで帰ってるから」という風な言葉だったと思う。断られたのだ。恋はそこで終わった。
高校に入ってすぐに風の噂で彼女の話を人づてに聞いた。世にも奇妙な物語ではないが、なんと、私が中学時代に所属していた部活の柔道部の先輩と、あの中島さんが交際しているというのだ。しかもその先輩は私の大嫌いな意地悪で先輩風吹かす史上最悪な男だと知った。狭い田舎の噂話。SNSもない時代。しかし情報はすぐに回ってきた。どこどこ公園でその先輩のチンポを中島さんが一生懸命にフェラーリしてたと言うのだ。私は唖然とした。そんなこと。けがされた。畜生。私は正直、怒りと悔しさで震えた。しかしだ。あくまで噂なのだ。私が目撃したわけではない。そう自分に言い聞かせた。
だが、私は確信を持った。彼女ならやる。たぶん中島さんはやったのだ。その性格最悪な先輩とやったのだ。絶対にやったのだ。悔しくて悔しくて、その夜、私は自慰をした。何度もした。何度も何度も、痛くなるのを通り越して、痛みと快楽で自己が崩壊するほどに、布団の中で。何度も何度も最悪な先輩と中島さんは何度もやったのだ。私には見える。先輩が公園のベンチに座って、その下方で中島さんが顔だけを上下する姿を。ありありと感じることができる。
…後になって思う。そのときの記憶が情景が、私の現在進行形の歪んだ性癖ならびに生き方に多大な影響を与えたのだと、今になって確信めいたリアルな実感として表れているのだと、感じるのである。
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な、中島さん…口の中に出すよ!うっ!
匿名さんへ。いい表現ですね。グッときました。
今は巨大な豚だものな。
可愛そう。
匿名さんへ。人は見た目ではないのです。
コメント返信が、人は見た目ではないって。
自分の妻の見た目が悪いってディスってて草。
草さんへ。矛盾ですね。
豚嫁と早く子供作れよ。
な!
子供、作れよ!
あ、あいこ…中に出すぞ!うっ!
気持ち悪。
豚の口に射精かよ。
中に出さねーと子供作れねーだろうが!
浜田とあいこの子供見たくねーのかよ?
匿名へ。子供はいいですよね。子供は。無邪気で
浜田とあいこさんの子供がみたーい!
はい!みたーい!
子供がみたーい!
はい!
匿名へ。おしべとめしべが、ですね。
だまれ ハゲ
な!
ハゲ!
今日も平和でなにより。
あきさんへ。日本は平和です。