人間の寿命は長すぎる。平均寿命は45歳くらいでいい
大正時代まで、人の寿命は40歳くらいだった。今の人間は長生きし過ぎだ。
人間の寿命は長すぎる。平均寿命は45歳くらいでいい
人生を考えると、幸福よりも不幸なことの方が圧倒的に多いことがわかる。それなのに医療は発達して、寿命は延びるばかり。安楽死制度はなく、自殺や生活保護をもらえば世間体が悪い。中年以降になると老害だと陰口を叩かれ、その上ろくな仕事もない。
そもそも人間の不幸の根源は長生きから始まったと言ってもいい。もしも自分の人生が45年しかなかったら、人はもっと日々を真剣に生きるはずだ。それが100年もあるとなれば、今日よりも明日、明日よりも来年、来年よりも10年後のこと考える。危険よりも安定を求め、事なかれ主義となる。
私は今はしがないサラリーマンをやっている。生きるために労働している。もっというと金のためだ。金がないと生きていけないわけではないが、この世界では働いていない人間、つまり無職のことをバカにする傾向にある。だから他人からバカにされないために働いているとも言える。そんな下らない理由で働いているわけだ。
今年で40歳。もしも人間の寿命が45歳だったら、私はあと5年で死ぬ。こうしてブログを書くのも、あと5年。何となく悲しくもあるし、寂しくもある。でもあと5年ですべての苦痛から逃れられるなら幸せだと思う。世間ではことさら長寿が持て囃されているが、その実、長生きなどというものはしないに越したことはない。
自分のやりたいこともできず、生きたいように生きられない人生は人生ではない。私はそういう強い信念を持って生きている。例えば最近の出来事でいえば、毎朝の通勤の電車内で見知らぬ老婆に席を譲ったり、帰宅途中のバス内で老婆に席を譲ったり、休日には車を運転する老婆にお先にどうぞと道を譲ったりしている。人が信念を持って生きるというのは想像以上に大変なことなのだ。
優しさとはただ単に人に優しくすることではない。本当の優しさとはすべてにおいて苦痛を伴うものなのだ。
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うるさい、地獄にいけ
あいこさんへ。なりすましはやめてくださいよ。
来月離婚だからな
あいこへ。あなた変な人。